「私の家は、あいつらに壊された」不倫相手と義家族の知られざる過去とは #夫と義家族に無視される 22

その裏で、夫が不倫していて相手が妊娠していることや、それを知ってノリコさんをさらにぞんざいに扱って追い出そうとする義家族の作戦を聞いてしまいます。

ノリコさんは義家族の態度に悲しみ傷ついたフリをしながら、見守りカメラを家の各所に設置して、離婚が有利になる証拠を着々と集めることにしました。

 

すると、ノリコさんの不在時に、義家族が不倫相手を家に招いていることが発覚！ 見守りカメラでその様子を見ていると、どうやら不倫相手・アサヨは、夫に隠している裏の顔があるようです。

 

アサヨから見守りカメラ越しに「2人きりで会いたい」と言われたノリコさんは、勇気を出して応じることに。
当日現れたアサヨは、ノリコさんに謝罪したうえで、「あの男と別れてくれませんか？」と言い出します。

さらに、今回ノリコさんを呼び出したのは“夫の所業”を聞いてほしいからだと言い、「私の家は、あいつらに壊されたんです」と、15年前の話をし始めました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アサヨは当時小学6年生。
町工場を営む両親と、不況に耐えながらなんとか暮らしていたそうです。

 

そんななか営業マンの義父が現れ、アサヨの父に長期契約の大きな仕事を持ちかけます。

受注量も多く設備投資が必要なため、なんとかこなしている毎日と比較して大きな仕事に腰が引ける従業員たち。

アサヨの父は、そんな従業員たちを鼓舞して、義父が持ちかけた仕事を引き受けることにしたのでした。

 

 

不倫相手・アサヨの家族と義父の間には、意外な関係があったようです。
真面目に働き、家庭を支えていた両親のことをアサヨもきっと尊敬していたことでしょう。頑張って大きな仕事をやり切ろうとする町工場のみんなの姿にも、エールを送りたいですね。

 

長期契約を見越して、設備投資をすることを決めたアサヨの父。

「いい話には裏がある」とはよく言いますが、アサヨの父は前向きです。このまま何事もなく仕事が始められることをとにかく願いたいものです。