罪の意識
夫はホタルイカが苦手で、まったく食べません。理由は「罪深く感じる」から。味は好きだけれど、たくさんの命を一度にいただくことに後ろめたさを感じるのだそうです。
ただし、しらすやいくらは「小さすぎて逆に罪の意識を感じない」ため、食べられるとのこと。それどころか、むしろ好物なのだそうです。
シチューの食べ方
結婚して初めてミートボールシチューを作ったときのことです。「あ~うまかった!ごちそうさま!」と食事を終えた夫が食器をシンクに持ってきたのですが、そこにはたっぷりとシチューが残っていました。
「おいしかったんじゃないの!?」と夫に聞くと、「おいしかったよ!あれ、もしかして、この汁って飲むやつ?」というまさかの返答が。なんと、彼の中でシチューのルーは、ラーメンの汁と同じようなジャンルとしてカテゴライズされていたようなのです。
カレーは大好きだけれど…
カレーが大好きな夫。しかし、サバのパン粉焼きをカレー風味にしたときや、手羽先揚げをカレー味にしたときには、夫は決まって「俺、カレー味きらいなんだよな~!」と言います。
あんなにカレーが好きなくせに、と思うのですが、本人曰く「カレー味に見えないものから、突然カレーの味がするとびっくりする」そうです。
このように、食に関して私とは少し違った趣向がある夫。最初こそ戸惑いましたが、かれこれ10年一緒にいるうちに、すっかり慣れてしまいました。もしかしたら、自分が気が付いていないだけで、私にも何か変わったクセなどがあるのかな?とも思います。お互いのクセや趣向を受け止めつつ、これからも仲良くやっていければなと思う次第です。
著者:木下うめ子/30代女性/2018年生まれの双子ママ。自閉症の双子のサポートに日々奮闘中。管理栄養士の資格を持っており、食べることが大好き。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年8月)