ある日を境に、SNSで「私なんてどうせ邪魔だと思ってるんでしょ!?全部信じられない!!」と意味深な投稿したり、ねぼすけさんに対してかまってちゃんなメッセージを送ってくるようになったマキさん。
今まででずっと耐えてきたねぼすけさんでしたが、マキさんの決定的な言葉によって、ついに限界を迎えてしまいます。その後、精神的な疲労からサークル活動を休止することを決意。
すると後日、サークルメンバーのミチルちゃんから連絡が来ました。話を聞くと、あることがキッカケでノリさんのと間に亀裂が入ってしまったマキさん。その後、ノリさんがサークルのメンバーに自分の悪口を言っていると思い込んでいたことが判明したのでした。
「ひどすぎる…!!」思わず言葉を失ってしまい…
実際、ノリちゃんはマキちゃんの悪口を言っておらず、
それはマキちゃんの被害妄想でした。
(むしろいつも気にかけてたよ!?ひどすぎるよ……!!)
(遠ざけてたのは自分自身じゃん。
勘違いもはなはだしいよ……!!)
身勝手すぎるマキちゃんに、
思わず怒りが込み上げて来てしまったねぼすけさん。
すると、ミチルちゃんが……。
「実はさ、私もちょっとツライことがあってね」
そう切り出すと、マキちゃんとのトラブルを話し始めたミチルちゃん。
以前、ミチルちゃんをマネて、
ペッタン手形という資格を取ったマキちゃん。
当初はマキちゃんは「ミチルちゃんと2人で頑張っていく」と、
意気込んでいたのですが……。
いざふたを開けると、
活動はほぼミチルちゃん主体でおこなわれていたのでした。
◇ ◇ ◇
勝手にノリさんを悪者扱いしていたマキさん。実際問題、ノリさんはマキさんの悪口を言うどころか、彼女のことを気にかけていたとのことだったので、2人の心の行き違いがあまりにも違い過ぎて、なんとも切ないなと思ってしまいました。