私から誘っても断る夫
私たちは結婚5年目の夫婦です。結婚したころよりは回数は減りましたが、夜の夫婦生活はありました。夫から求めてくることも、私からおねだりすることもあり、それで私は満足していました。
それがある日から、夫の表情がだんだん暗くなっていきました。私は心配になったので「何かあった?」と聞きましたが、夫は「何もない、大丈夫だ」と答え、仕事に通っていました。
ある夜、「そろそろしたいな」と思っていた私が横になっていた夫に声をかけました。しかし、夫に「ちょっと、今夜は無理」と断られました。仕事で疲れてそういう日もあるだろうと、その夜は私もそれほど気にしませんでした。
夫の心を重くさせていた原因
しかし、夫はそれから何度誘っても応じてくれず、半年以上がたちました。そのころは夫がこそこそと胃薬を飲んでいるのを見かけていたので、思い切って夫に「仕事で何かつらいことがあるの?」と聞いてみました。
最初は話そうとしませんでしたが、実は夫と上司が仕事でぶつかってから仲が悪くなり、上司がひどいことを言ったり、別の部署に行かせようとしたりして、そのことで悩んでいると知りました。ためらう夫に、私は組合に相談するよう言いました。また、そのつらさをわかってあげられなかったことを悔やみ、必要なら一緒に心療内科に相談しに行ってみよう、と声をかけました。
それからの夫と私
結局、夫は違う部署に行くことになりましたが、新しい部署での仕事が思いがけず合っていたらしく、以前と比べて表情が目に見えて変わりました。上司の思惑通りになったのは夫にとっては悔しかったようですが、組合に相談できたことや、自分に合った部署で働けるようになって胃薬もいらなくなったのは私にとってもうれしいことでした。
ある晩、夫のほうから求めてきました。1年以上続いたレスはその日に終わり、それからは、以前よりは少ないものの、時々2人で楽しんでいます。
まとめ
夫婦はお互いに心も体も健康だからこそ、夫婦生活も楽しめるのだと今回の経験で知りました。ずっと我慢していた夫の悩みをもっと早く知っていればという後悔もありますが、今は夫の悩みも解決して元気になってくれてホッとしています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:森はやし/主婦
イラスト/さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年7月)
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