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「辞めてくれるよね?」バイト仲間からキツい一言→やけ酒をして下した決断とは? #シングルファザー 10

「シングルファザー」第10話。妻のかえでさん、1歳の娘のりおちゃんと3人で暮らしていた、はるきさん。売れないミュージシャンであるはるきさんの月収は、アルバイトで15万円ほど。家計は妻が支えていましたが、その妻が突然の事故で帰らぬ人に。お葬式の日、義両親からりおちゃんを引き取ると言われますが、はるきさんは自分で育てることを決意。まずは保育園を探しますが簡単には預けられず、はるきさんはりおちゃんをおんぶしたまま働くことに。これまで妻に払ってもらっていた家賃も想像より高額だったことが判明し引っ越し先を探すのですが、世間知らずのはるきさんは不動産業者に騙されてボロ屋を契約してしまいます。さらに、自分のせいでバイト先が、ネット上で批判されていると知り……。

自分が良ければ周りは関係ない?

はるきさんがりおちゃんをおんぶしながら働き始めると、徐々にアルバイト先のお客さんが減ってきました。その原因ははるきさん。あるブログに「子連れを働かせる非常識な店」などと書かれていたのです。それを皮切りに、お店の口コミにも、悪いコメントがつけられるように……。

 

店長は、はるきさんを庇ってくれましたが、バイト仲間のまきがはるきさんを引き留め、「このまま明日からもバイト来る気じゃないよね?」と……。

シングルファザー

 

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店長が「はるきのせいじゃない」と言ってくれたことを言葉通りに受け取ったはるきさんでしたが、まきは「それは店長たちの本音ではない」と言います。そして、このままはるきさんが働き続けることで、お店が潰れてしまってもおかしくないと言い、「そうなる前に辞めてくれるよね?」と言い放ちました。

 

この言葉にハッとしたはるきさんでしたが、娘のりおちゃんを保育園に預けることもできない現在、いまのバイト先を辞めるわけにはいきません。渋るはるきさんに、まきは、自分が良ければ店長たちがどうなろうと関係ないのかと追い討ちをかけました。

 

自宅に戻ったはるきさんは、頭を悩ませますが答えは出ず……。ふと目に入ったギターを久しぶりに弾いてみると、自分はミュージシャンだと思い出して高揚。気が付くと、お酒を飲んで眠ってしまっていたのでした。

 

目を覚ましたはるきさんは「なんで俺ばっかこんな苦労」と思い、ある決意を固めました。

 

 

 

まきさんの言うことは正論かもしれませんが、右も左もわからず一人で子育てをしているはるきさんにはちょっと厳しかったかもしれませんね。仕事と子育て、それだけに追われていると、ストレスでうまくいくこともうまくいかなくなってしまいますよね。はるきさんには、ギターを弾くなど、うまくストレスを発散して抱え込まないよう気を付けてほしいですね。

 

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    マンガ家・イラストレーター虹丸

    インスタグラムとブログでマンガを描いています。

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