「大盛りで！」外食のたびに無理して大食いチャレンジをする夫。我慢ならなくなった妻は…

 

 

夫は、昔と比較すると明らかに太ってしまいました。見た目はもちろん、20代前半のころより体重が5キロ以上増えています。一方で、私は出産を2回経験し、産前産後は一時的に体重が増加したものの、「きれいでいたい」という思いがあったため、自分なりに頑張ってダイエットに励みました。その結果、20代のころより体重は落ち、現在も体型をキープできています。

 

食べることは変わらず好きですが、量を調整したり運動を取り入れたりして、なんとか体型を維持している私。しかし、夫は昔と同様にたくさん食べているためか、太っていく一方です。

 

外食をする際、夫は必ず大盛りを頼み、食後は「食べ過ぎた」とひと言、後悔を口にします。マナーとして残すことはしませんが、毎回大盛りを頼んで「キツかったけど頑張って食べたよ〜！」と、まるで子どものようなアピールをするのです。

 

どうしていつも無理をしてまで大盛りを注文するのか……。もはや「太ろうとしているのでは？」と思うほど確信的ともいえる夫の行動に、私はだんだん腹が立ってきました。

 

そこで、ある日の外食の際、「大盛りを頼んでいつも失敗するんだから今日はやめたら？」と言ったのですが……夫は「今日はたくさん食べられる気分だから」と言い切り、またしても大盛りを注文したのです。

 

しかし結局、夫は「うぷっ……食べ過ぎて気分が悪い」と言いながら、無理をして完食。さらに帰宅後はすぐに横になって昼寝を始めたのです！

 

ただでさえ20代のころと比べて代謝が落ちているというのに、このような生活を送っていたら太るのは当然です。黙っていられなくなった私は、次に外食したときに「無理して大盛りを頼んで気分が悪くなるとか子どもみたい。それに運動もしないからどんどん太るんだよ！」と、思っていたことをストレートに夫に伝えました。

 

 

この私の言葉が効いたのか、それ以降、夫は大盛りを注文する回数が減りました。これからも夫婦でおいしいものを食べ続けたいですし、そのためには健康な体でいたいと思っています。今後も、夫が食べすぎてさらに太らないよう、よきパートナーとして時には口を出しながら見守っていきたいと思います。

 

著者：都 うめこ／2017年生まれの男の子、2019年生まれの女の子を育てている30代のママ。転勤族の夫に帯同しながら、ライターとして公園レポートや子育てのエピソードを執筆している。
作画：ちゃこ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています（回答時期：2024年4月）