3つのポイントでわかる!赤ちゃんに不向きな食品の見分け方

2018/05/17 20:00
この記事では、離乳食インストラクターの中田馨さんが赤ちゃんに不向きな食品の見分け方について紹介します。まずは、誤嚥(ごえん)のリスクのある食品、次に生などの食中毒のリスクのある食品、最後に加工品になります。

離乳食を作るママのイメージ

 

こんにちは。離乳食インストラクターの中田馨です。スーパーなどに行くと、さまざまな食品があふれていますね。その中から何を選んで何を省くのか。「これは食べられるのかな?」「これはまだかな?」など、疑問に感じることもあると思います。

 

大人とは違うと考えると、なおさら難しいのではないかと思います。そんな赤ちゃんの離乳食を安心して進めるために「赤ちゃんに不向きな食品」の見分け方をお話しします。

 

1.誤嚥(ごえん)のリスクのある食品

誤嚥のリスクがある食品は気を付けましょう。誤嚥とは、通常は食べ物が入らない喉頭や気管に食べ物が入ってしまうことだといわれています。

 

誤嚥のリスクのある食品例

団子、餅、ナッツ類、りんご、ぶどう、ミニトマト、ゼリー、マシュマロ、唐揚げ、焼肉、パン、ご飯、チーズ、こんにゃく、するめ、せんべいなど

 

誤嚥しないようにするための5つのポイント

・子どもが食べやすく小さく切る

ぶどうやミニトマトを食べるときは、1歳を過ぎても1/4くらいに小さく切って食べさせることが大切です。とくにミニトマトの皮は噛みちぎりにくく、のどに引っかかってしまう可能性があります。

 

・ひと口を小さくする

パンやご飯、イモ類などをたくさん詰め込むと、のどにつっかえてしまうことがあります。1回に口に入れる量を少なくすることも大切です。

 

・水分と一緒に食べる

お茶や湯冷ましなどの水分と一緒に食事やおやつをとるようにしましょう。

 

・歩き食べをさせない

動きながら食べていると、転んだときなどに危険です。すぐ動こうとする時期もありますが、座る習慣を身につけさせてあげましょう。

 

・ゆっくり食べる

よく噛んでゆっくり食べる習慣をつけることも大切です。ゆっくり食べていると思わず急かしてしまうこともありますが、よく噛んで食べているとあごが発達し、消化や吸収もよくなるといわれています。

 


2.食中毒のリスクのある食品

赤ちゃんは、火の通った食品を食べさせるのが基本。そのため生魚、生肉、生卵などの食品は食べさせません。

 

食中毒予防の三原則

① つけない・・・菌をつけない

② 増やさない・・・菌を増やさない

③ やっつける・・・菌をやっつける

(厚生労働省HPより)

 

また、たとえば牡蠣などによるノロウイルスの報道があった際には、大人用であってもあえて食卓に牡蠣を出さないようにする、などの工夫も大切です。

 

赤ちゃんの内臓は大人よりも未熟です。「よく加熱した食品を与える」を大原則に、できるだけ食中毒のリスクを減らし、離乳食づくりをしましょう。

 

3.加工食品

加工食品とは、冷凍食品、インスタント食品などだけではなく、ソーセージなどの肉加工食品、ちくわなどの魚加工食品、缶詰や菓子類なども含まれます。

 

スーパーなどで充実している加工食品ですが、大人用に作られているものは内臓が未発達な赤ちゃんには不向きです。また、赤ちゃん用であっても、食べる前に裏の原材料名を見る、味見をするなどの確認が必要です。

 

まずは原材料名を見て確認し、知らない食材が入っていれば「食べない」と判断してもいいかもしれません。購入したとしても、食べてみると塩味がきつかった、なんてこともあります。まずは大人が試食して、味が濃いときは薄めて与えるなど、配慮してあげましょう。

 

 

赤ちゃんにその食品を食べさせようかどうしようか。悩んだときは、ときに「食べさせない」を選択してもいいかもしれません。いつかは食べられるようになる食品です。あと数年、食べなくてもいいか、ぐらいの気持ちで選んでみてくださいね!

 


保育士で家庭的保育所経営。一般社団法人 離乳食インストラクター協会代表。関東と関西中心に、離乳食インストラクター養成講座やママ向けに離乳食講義・料理教室を開催中。「かおりの“和の離乳食レシピ”blog」では1500以上の離乳食レシピを掲載中。


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