少しの気の緩みが子どもを危険に…
いきなり娘が「ママー、おててがー」と言うので、私は咄嗟にスイッチから手を離し、慌てて後ろを振り返りました。すると、なんと閉まりかけた窓に娘の小さな指が挟まっていたのです。幸いにも、挟まれた跡がくっきりついたり、骨折したりするほどの大事には至りませんでしたが、あの瞬間、咄嗟に私がスイッチから手を離していなかったらと思うとゾッとしました。
この出来事で、娘はしっかりしているから大丈夫だと安心し、気を緩めてしまっていた自分に気がつきました。それからは、テレビやニュースで、車の窓に頭を挟まれた幼児が亡くなる事故などを目にするたびに、自分のことのようにドキッとします。いくらしっかりしているといってもまだまだ子ども。その他にも、走行中の車から窓の外に手や顔を出してしまったり、危ないことをしてしまったりする可能性があることを忘れずに、常に細心の注意を払わなければならないと感じました。
著者:月野 うさぎ/44・女性・教師。二児の母。
作画:市田スナオ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年8月)