女の子の音楽ネーム、人気があるのは？
響きがかわいい♪「音」を用いた名前
音楽の「音」を用いた名前は、音楽の持つ楽しさや明るさを感じさせます。以前は女の子に多く使われていた漢字でしたが、近年では男女問わず名前に使われるようになりました。
男の子の名付けでは「と」というよみで止め字として使われることが多い漢字ですが、女の子の名前では、4位の「琴音」、6位の「天音」、7位の「心音」のように「ね」という止め字として用いる名前が多くみられました。
「音」がつく名前は11位以降にも多く、「結音（主なよみ：ゆのん）」、「花音（主なよみ：かのん）」、「海音（主なよみ：みおん、しおん）」など、「おん」というよみで用いるケースも珍しくありません。
いずれも響きのかわいらしさが特徴的です。
楽器をイメージさせる女の子の名前は？
楽器をイメージさせる名前も「音楽ネーム」のひとつ。2024年夏生まれの女の子に多かったのは1位の「琴葉」、4位の「琴音」、18位の「美琴」など、日本の伝統的な楽器・琴という漢字を用いた名前でした。優美でレトロな雰囲気の名前になります。
次いで人気だったのは可憐で美しい響きが特徴的な「鈴」をイメージする名前。9位「鈴（主なよみ：すず）」のほか、11位「すず」、18位「鈴葉（主なよみ：すずは）」などがランクインしています。
「すず」のほかに「りん」というよみでも用いられる「鈴」は、華やかで愛らしい印象を持ちます。同名の著名人では、ドラマや映画に大活躍の女優・広瀬すずさんが活躍されています。
女の子ならではの音楽ネームは？
男女の性差を感じさせない「ジェンダーレスネーム」の流行は、「音楽ネーム」のランキングでもみられています。前述の「音」のほか、7位の「絃」などは、男の子の名前でも多く名付けられている傾向がありました。
一方で、「詩」や「歌」を用いた「音楽ネーム」のほとんどは、女の子の名前に用いられています。
「詩」を使った名前には、3位の「詩（主なよみ：うた）」、9位の「詩葉（主なよみ：うたは、ことは）」のほか、11位の詩乃（主なよみ：しの）が上位にランクイン。音楽のイメージはもちろん、言葉の持つ知的な印象を与えます。
また、「歌」を用いた名前で最も多かったのは、同率32位にランクインした「凰歌（主なよみ：おうか）」「日歌里（主なよみ：ひかり）」「桃歌（主なよみ：ももか）」でした。明るく元気なイメージの名前になりますね。
「音楽ネーム」といえば、女優の上白石萌音さん、萌歌さん姉妹が大活躍中です。姉妹で音楽ネームというリンクした名付けが印象的で、名前の通り、多岐にわたる音楽活動をされています。
◆女の子の「音楽ネーム」はバラエティ豊かな結果に……。音楽にちなんだ名前を考えている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね！
photo：ha_na0628さん（ベビカレメイト）
＜調査概要＞
調査対象：株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方
調査期間：2024年6月から8月各月1日～25日
調査件数：11,835件（女の子）
