自分のクレジットカードを両親に使わせていたちはるさん。ゆっこは「お金のことはきちんとしないと」と忠告しますが、ちはるさんは聞く耳を持ちませんでした。
友人からも彼氏からも、非常識だと言われた私は…
ある日、たくろうの家に電気代請求の催促状がきます。電気代はちはるさんが払う約束をしていましたが、まだ払っていませんでした。「まだ止まらないし、うちの家族はもっと後に払ってたよ」と話すちはるさん。たくろうはちはるさんの家族は変だと言ってしまいます。
それを聞いたちはるさんは「なんでうちの家族のこと悪く言うの!?」と怒りますが、たくろうと一緒に話し合うことにしたのでした。
電気代の催促状が来てもまったく焦っていないちはるさん。家族もそうやって暮らしてきたためです。生活の中での両親の行動は、子どもにとって洗脳に近いのかもしれません。
家族を否定されて怒りたい気持ちもわかりますが、お金のことはきちんとしないといけないでしょう。おかしいことはおかしいと伝えてあげられるたくろう。しっかり2人で話し合って、解決方法を見つけてほしいですね。
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だって、お友達だって散々言って来た、みたいに言われてるでしょ。
おかしいと言われたら、「確認」するのが普通だと思うんですよね。
私の実家は、父親が病気ばっかりしていたのですが、その父親が「家の中で一番偉く、大事にすべき存在」として敬われていました。
もちろん、体が弱くても一生懸命に働いて子供を養ってくれていたので、そこは尊敬していました。
ただ、そのために子供の都合とか、大変さとか、無視でしたから、あとから考えたらそこは「変」でした。あまりにも普通の家庭の状況にはないことでしたから、誰かから指摘とかもされませんでした。
分かったのは結婚してから。しかも旦那が入院となって、「毎日お見舞い行くね」「なんで?」「え、当たり前じゃないの?」「そんな大変なことしなくていいよ」「子供の頃にも行ってたよ」「…絶対におかしいって」という会話をしてからです。