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「ママ、怖い!」泣きながら帰ってきた小1の娘⇒犯人は思いもよらない人物で…その後に心がけたことは

娘が小学1年生のときのこと。うちのマンションは校区の端にあり、集団下校でも最後の1人になっていました。心配なので毎日迎えに行っていたのですが、ある日のこと、娘が泣きながら帰ってきました。その日に限って私の体調を壊し、迎えに行けず……。

 

犯人はわかったけれど…

理由を聞くと知らない男にずっと後をつけられ、話しかけられたとのこと。実は、以前にもその男に見張られていたことがあったとか。

すぐに110番通報と学校に連絡しました。警察官と刑事から事情聴取を受けましたが、娘は小学校に入学したばかり。受け答えが上手くできません。

 

防犯カメラに男の姿は映っていましたが、娘に接触してる場面は撮れていませんでした。証拠がないので捜査はされず、パトロールを強化するという結論に。

怯えている娘が不憫で心配で、それからは毎日必ず送り迎えをしました。地域の皆さんも当番制で見守ってくれるようになりました。

 

後日、その男が同じマンションの下階の住民の家族だと分かりました。話し合いの場をもち、男は自分の行動を認め、それからは姿を見なくなりました。

その後、娘は無事に卒業。地域の皆で子どもたちを見守ることの大切さ、いざという時に大きな声をだせるよう練習をするなど対処法を教えることも重要だと思いました。    

 

◇ ◇ ◇

 

どういう場所が危険か、安全な場所はどこかなどを確認しながら親子で通学ルートを歩くと子どもの防犯意識が高まります。防犯ブザーを使えるように練習しておくなど、いざというときの対処法も話し合っておきたいですね。

 

著者:井上美和子/40代 女性・主婦。ひとり娘を育てるママ。学童保育指導員をしている。趣味は読書とドラマ鑑賞。

イラスト:さくら

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年8月)

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