「気軽に専門家に質問ができて、さらに返信も早い」とママから日々感謝の声が寄せられているベビーカレンダーの人気コンテンツ【助産師に相談】の掲示板。その中から特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は、歯磨きを嫌がるお子さんの対策についてのご相談です。
Q. 歯磨きを嫌がり暴れるわが子。どうしたらいい?
生後11カ月の女の子を育てています。仕上げ磨きを嫌がり、口をあけてくれません。くちびるをめくって少し磨くと嫌がって暴れるので、歯ブラシのあとにガーゼか歯磨きシートで拭いています。今後どのようにしたらいいでしょうか? また、歯磨きのタイミングはいつがいいのでしょうか? 今は食後にしています。6時ごろにご飯、その後歯磨き、8時半ごろ授乳、就寝という感じです。寝る前に授乳だと虫歯になりやすいですか?
宮川めぐみ助産師からの回答
大人と違って赤ちゃんのくちびると顎のつなぎ目はとても短く、強くめくられると痛かったりしますので、磨いてあげるときのめくり方に気をつけると変わるかもしれません。実際の様子を見せていただいていないので、詳しくはわからないのですが…。
また、歯磨きのタイミングはご飯が終わったあと、30分ほど経ってからがいいと思います。歯の中に磨き残しがなければ、その後に寝る前に授乳をしたとしても虫歯の心配が少なくて済むと思いますよ。
※参照元:ベビーカレンダー「助産師に相談」コーナー〈 https://baby-calendar.jp/talk/category/tree/11/0 〉
歯磨き嫌いな子には…口の中を触られることに慣れさせる!
楽しく歯磨きをおこなうためには、まず口の中を触られることに慣れさせましょう! いきなり口の中を触れられたり、無理矢理大きく口を開けさせられたりすると赤ちゃんは不快に感じ、不安にもなってしまいます。
そこで、歯磨きに慣れる準備として、赤ちゃんを歯磨きをするときと同じ態勢にし、ほっぺや鼻など、お顔にポンポンとやさしく触れることから始め、口のまわりやくちびるも同じように触れていきましょう。これはあくまでも遊びとして楽しみながらおこなうことをおすすめします♪ この遊びを楽しめるようになってきたら、お口の中にも触れてみるといいですよ。
歯磨きは決まった時間に楽しみながらやりましょう
歯磨きは時間を決めておこないましょう。歯磨きに慣れるまでは、1日3回のうち1回はゆっくりていねいに磨き、残り2回はコミュニケーションの時間と考え、お子さんと歯磨きを楽しむことを大切にしましょう。そこからじょじょに3回とも磨けるようにしていきましょう。歯磨き粉は、泡立ちが少なく飲んでも問題のない、赤ちゃん用のジェルタイプのものがおすすめです。
※引用元: ニュース(暮らし)「歯磨きをしたがらない子も歯磨きがしたくなる方法」〈 https://baby-calendar.jp/smilenews/detail/2912/ 〉【著者:日本コミュニケーション育児協会 珠里友子】
歯磨き嫌い克服の体験談
- 「歯ブラシをきらう息子が、手作りおもちゃのフェルトの歯ブラシで歯を磨くマネをして遊んでいるのを目撃! これを使わない手はないと思い、早速おもちゃの歯ブラシとぬいぐるみを持って息子のところへ。息子の隣でぬいぐるみ相手に歯磨きをし、ぬいぐるみをベタ褒めしてみました。すると嫉妬心からか、自分の歯ブラシを握る息子の姿が! こうして自ら歯磨きをしてくれるようになったのです。しかし、歯ブラシを握りたくない日もあるようで、そんなときは3COINSで購入したライオンのパペットに助けてもらいます。パペットに歯ブラシを持たせて息子のところへ行くと、イヤイヤ言いながらも大抵は歯磨きをさせてくれます。ごく稀に歯ブラシを抜き取り、投げられることもありますが、ライオンでおなかをガブッとすると笑いながらまた歯磨きをさせてくれます」(桜井あきさん)
- 「わが家の子どもも、歯ブラシを見ただけでギャン泣きしていました。育児本に載ってある対策を試みるものの効果はなし。そこで思いついたのがお風呂で歯磨きをすることです。場所が変われば気分が変わるかな?と期待しつつ、試してみたら大正解! 最初はお風呂で歯磨きをすることに抵抗があったのですが、子どもがリラックスして歯磨きが行えるならお風呂もアリだと思いました。お風呂で歯磨きするメリットは意外と大きいそうで、歯科医もすすめる方法なんだとか。体が温まると歯茎もゆるみ、歯垢が取れやすいそうです。さらにお風呂で歯磨きすることで、サラサラの唾液がたくさん分泌されます。よって虫歯予防にも効果的なんだそうです」(みかんさん)
歯磨きは大人になっても毎日する習慣なので、できれば嫌いになってほしくないですよね。この記事にも書いているように、ダメ元くらいの軽い気持ちで、ママも一緒に楽しむ感覚で取り組んでみてはいかがでしょうか? 気づいたら大好きな時間に変わっているかもしれませんよ。
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