登校すると友人・宗介くんに声をかけられ、祖母からの嫌がらせがあったことを聞きショックを受ける幸太郎くん。周り避けられ大変な幸太郎くんに向かい宗介くんは「幸太郎はいい奴って、俺、知ってるからさ…これからも遊ぼうな」と言ってくれたのでした。
自宅では宗教にどハマりした祖母と祖父の怒鳴り合いが続き息苦しさを感じる日々が続きます。宗介くんと遊んでいても家にいたくないとボーッと考え込んでしまうのでした。
ここまでするなんて……!
夏休みになり唯一の味方・宗介くんと遊ぶ日々。その様子に怒りが限界に達した祖母が、何度も宗介くんの自宅へ怒鳴り込みます。宗介くんの母がなだめても、幸太郎くんが止めようとお構いなしに「うちの子をたぶらかすのをやめてください!」など、暴言を吐き続けます。しかし、そんな状況でも宗介くんの母は「おばあちゃんだけの問題だから」と幸太郎くんを受け入れてくるのでした。
ある日、宗介くんの自宅に異変が……!家の前にはゴミ袋、壁にはペンキが塗られていたのです。この状況に宗介くんの母は「これって多分、そうよね……」と疑わしい人物がよぎり、頭を抱えるのでした。
◇ ◇ ◇
突然の嫌がらせに頭を抱える宗介くんの母。そして「これって多分、そうよね……」という言葉に引っ掛かりを感じます。どうかこれ以上、幸太郎くんと周りの人たちが不幸にならないことを願うばかりです。