夏休みになり唯一の味方・宗介くんと遊ぶ日々。その様子に怒りが限界に達した祖母が、何度も宗介くんの自宅へ怒鳴り込みます。しかし、そんな状況でも宗介くんの母は「おばあちゃんだけの問題だから」と幸太郎くんを受け入れてくるのでした。
ある日、宗介くんの自宅前にゴミ袋が置かれ、壁にはペンキが塗られていたのです。この状況に宗介くんの母は「これって多分、そうよね……」と頭を抱えるのでした。
祖母の豹変に恐怖を覚え…
その後、やはり宗介くんの自宅へ嫌がらせをしていた犯人が幸太郎くんの祖母だったと判明。暴言が書かれた張り紙を持つ幸太郎くんの祖母に、宗介くんの母が「…やっぱりそうじゃないかと思っていました」と声をかけます。「さすがにやりすぎです!警察を呼んで…」と宗介くんの母が注意をすると、「好きに呼べばいいじゃない!」と逆ギレしだす始末。そして「通報するのはあなたの勝手だけど…そのときは、張り紙で済むと思わないでね」と脅迫するのでした。
翌日、いつも通り宗介くんと遊ぶ幸太郎くんの元に宗介くんの母が顔を出します。すると、幸太郎くんに向かって「おばちゃんから、ちょっと話があるんだけど……」と言う宗介くんの母。続けて「…ごめんね」と思い詰めた表情で幸太郎くんに告げるのでした。
◇ ◇ ◇
やはり、嫌がらせの犯人は幸太郎くんの祖母でしたね。以前住んでいた街でも問題行動を起こし、ご近所トラブルを経験しているのに反省をしない祖母にあ然としてしまいます。そして、すべて幸太郎くんのためだと思っての行動に狂気を感じます。幸太郎くんのつらい気持ちが祖母に伝わるといいのですが……。