伝説のベビーシッターが問う究極の2択とは?
伝説のベビーシッター・柏木さんが来てから、美由ちゃんのおむつ替えや家事を手伝うようになった夫。しかし、ゲーム三昧は変わらず……。春美さんが美由ちゃんに買ってあげたいおもちゃの値段を見た夫が高いと言い却下するのでした。
その後、夫と美由ちゃんを残し外出し通帳を記帳すると夫がスマホゲームに5万円も課金していたことが発覚し愕然とする春美さん。 急ぎ足で自宅へ戻ると、大泣きする美由ちゃん。バウンサーから落ちたと知り、急いで病院へ行くと検査の結果は異常なし。春美さんは、「またゲームに集中し過ぎて目離してたの!?」と言い、ゲーム課金について問い詰めます。すると夫は、「俺の事何も信頼してないのかよ!?」と逆ギレし、春美さんを悲しませるのでした。
その後、公園で夫との関係について考え込む春美さん。すると、春美さんの実家から電話があり、実父が入院することとなったと聞かされます。突然のことに動揺していると、背後から伝説のベビーシッター・柏木さんが現れ実父のこと・実家へ様子を見に行きたいと事情を説明する春美さん。話を聞いた柏木さんは「僕たちにいい考えがあるよ!」とお得意の指人形を使い春美さんにあることを提案するのでした。
春美さんが実家へ戻った当日、突然柏木さんが現れあ然とする夫。「一歳俺に支持するなよ」と言い仕方なく柏木さんを家に入れます。柏木さんが「みゆちゃんの1番好きなおもちゃって知ってる?」とゲームをする夫に声をかけると、夫は「うるさいな!」と怒鳴り美由ちゃんを泣かせてしまいます。夫が美由ちゃんを抱いてあやそうとすると完全拒否! 柏木さんは「人見知り」だと夫に告げ、美由ちゃんにとって「知らないおじさん」になりたいのか「父親」になりたいのか迫ります。夫はゲーム三昧で家族から目を逸らしてきたことを自覚し、考えを改めるのでした。
数日後、春美さんが帰宅すると美由ちゃんのお世話をしながら料理を並べる夫の姿が。驚く春美さんに夫はこれまで家族を蔑ろにしてきたことを謝罪します。春美さんは嬉しさから目に涙を浮かべ「もう1度一緒に頑張ろう?」と声をかけるのでした。
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赤ちゃんは生後3〜4カ月ごろから徐々にママと他の人を区別できるようにな、生後6カ月ごろに「ママじゃないとダメ!」という反応をしたり、生後8カ月ごろにはさらに強くなります。パパ見知りは約6〜8カ月頃から1才半ごろまで続くケースが多いようです。伝説のベビーシッター・柏木さんの「知らないおじさん」になりたいのか「父親」になりたいのかという言葉は、美由ちゃんとと向き合ういいきっかけになったのではないでしょうか?