おしるしの色や量は?おしるしがきたときの対処法は?【専門家監修】

カテゴリー│医療  体験談  助産師REIKO  出産  おしるし 
2018/06/01 19:00
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出産を控えた妊婦さんのイメージ

 

出産予定日が近づいてくると、おしるしのことが気になってくる妊婦さんも多いのではないでしょうか。ここでは、おしるしが起こる背景や、おしるしの色や量、おしるしがきたときの対処法や注意点をお話します。

 

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おしるしとは?

一般的にいわれている「おしるし」は、医学的には「産徴(さんちょう)」という名称がついています。

 

おしるしが起こるメカニズム

おなかの中の赤ちゃんは、羊水に満たされた卵膜に包まれています。卵膜は子宮壁にはりついており、子宮頸管(子宮の入り口)は頸管粘液栓によって塞がれています。

しかし、お産が近くなると子宮口が開きはじめ、次第に卵膜と子宮壁の間にはズレが生じます。すると卵膜は子宮壁から剥がれはじめるため、出血が起こります。そして、この出血と頸管粘液栓が混ざって、外に排出されます。この時、排出されたものが「おしるし(産徴)」です。

 

おしるしの色や量は?

おしるしは、少し粘り気があり血液が混じったおりものというのが特徴ですが、出血の量は個人差があります。出血量が少ない場合は、ピンク色や茶色、褐色程度ですが、量が多い場合は鮮血ということもあります。おしるしの量も、下着につく程度の少量の人もいれば、月経量と間違えるほどの量が出る人まで個人差が大きくなっています。

 

おしるしがきたときの対処法と注意点

おしるしは分娩の徴候のひとつですが、すぐに出産になるということは少ないため、あわてる必要はありません。まずは、生理用ナプキンをあて出血の対処をしましょう。初産婦では10分間隔または1時間に6回、経産婦では15分おきの規則的なおなかの張りがなければ、いつも通りの生活を続けて大丈夫と言われています。

 

破水の場合はすぐに産院に連絡を

おしるしと違って破水の場合は母子ともに感染のリスクがあるため、早急に受診する必要があります。動くたびにチョロチョロと出てくる、生臭い臭いがする、色が透明や黄色といった場合はおしるしではなく、破水の可能性があります。破水した場合、あるいは自分で判断できない場合は、かかりつけ医に相談し、指示を仰ぎましょう。

 

気を付けなければいけない妊娠中の出血

おしるしは出産の兆候のひとつですが、妊娠37週未満で見られる場合は、早産のおそれもあります。また、「前置胎盤」と診断されている場合、入院管理となることが多いですが、少量の出血(予告出血)後、大量出血するおそれもあります。

 

そして、「常位胎盤早期剥離」は、内出血に比べて外出血が少ないという特徴があります。症状を放置していると出血が進行し、ショック状態となるおそれもあります。そうすると母児ともに危険な状態に陥る可能性も出てきてしまいます。

 

このように妊娠中注意が必要な出血もあります。出血量が多い(レバーのような塊が出る)、激痛を伴うなど、気になる症状がある場合、かかりつけ医に相談し指示を仰ぐようにしましょう。


※参照元:ベビーカレンダー「おしるしとは?初産と経産婦で違うの?陣痛や破水との関係と対処方法について

ベビーカレンダー記事制作の取り組み

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