健康的で規則正しい生活リズム…
そんな淡い期待をしていると、通信教育から修学準備にと目覚まし時計が届いたのです。すると、子どもは張り切って毎日の自己管理を始めました。朝は普段と変わらない時間に起きて、正午になるとお昼ごはんを求めて、夜は普段より早めに寝る。とてもとても健康的で子どもらしい生活リズムで規則正しく過ごすように……。
もちろん、私もそのリズムで過ごさなければなりません。夏休みはもう少し緩く過ごしたかった私としては、ゆっくり観たかった録り溜めたテレビも、子どもがいない隙に楽しんでいたスイーツも、楽しみを奪われた気分になって、少しがっかりしていました。そんな学校生活のような夏休みを過ごすこととなったのです。
子どもは、規則正しくとても素晴らしい生活をしているので注意などできるはずもなく、私はせっかくの規則正しい生活リズムのついでに、痩せたらいいなぁと筋トレを導入することにしました。そんな、小学校へ入学準備期間でもある年長さんならではの夏休みでした。
著者:海野 くじら/40代・女性・専業主婦。子どもの笑顔のために毎日も空回り奮闘中。
イラスト:きょこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年8月)