初カレとのデート、楽しんでいたら…
初めての彼氏とのショッピングモールデート。いろいろなお店で買い物をし、レストランで食事をし……と、とても楽しい時間を過ごしていました。そんなとき、ふとおなかのあたりに重い感覚が。「もしかして……」と思い、トイレに行くと、生理がきていました。
生理予定日はまだ先だったため、ナプキンは持っていません。突然のことにどうしよう……と困惑してしまった私。「もし彼の前で経血漏れをしてしまったら……」「でも、付き合いたての彼氏にナプキンを買ってきてなんて言えない……」と考えこんでしまいました。
いろいろ考えたすえに、ひとまず下着にトイレットペーパーをあて彼の元へ戻り、「ちょっと、ここからは30分くらい別行動にしない?」と提案。今思えば、私自身、かなりあやしかったと思います。彼は「わかった」と言ってくれましたが、突然のことで、不審に思っているような表情を浮かべていました。しかし、そのときの私は生理のことで頭がいっぱい。彼のことを考えている余裕はなく……。私は彼と別れたあとショッピングモールの中にあったドラッグストアへ走り、ナプキンを購入。トイレに行って無事にナプキンを着けることができたのでした。
しかし……。このことがキッカケとなり彼との関係がギクシャク。結果、私はフラれてしまうこととなりました。
今、このときのことを思い出すと「生理だって、正直に言ってもよかったのにな……」「もっと落ち着いて考えられたら……」とほろ苦い思い出になっています。
そして、この一件があってからは、お出かけの際はなるべくナプキンを持ち歩くように。また、自分の意識としても「生理は恥ずかしいことではない」と思えるようになりました。生理を隠す必要はないですし、恥ずかしいことではありません。自分の娘もいつか生理がくると思いますが、そのときは自分の経験を伝えて生理について教えていきながら、成長を一緒に喜びたいです。
著者:里山蕗子/40代女性・1人の娘の母。のんびり働きつつも、家事や子どものお世話で毎日慌ただしく過ごしている
イラスト:ほや助
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年8月)
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