子どもが初めて「ママ」と呼んでくれたときは最高に嬉しかったものですが、これが、毎日毎時間毎分となると、そう思ってはいけない、と思いながらも、うんざりしてしまうこともあります。ときには、子どもが「ママ、みて!」「ねえ、ママ、ママ」と忙しいときに言おうものなら、「うるさい!」と怒鳴りたくなってしまうことも…。
こんな状況ある!ある!と思わずうなずく
「あー、ママ、ママ、うるさい!」という思いがちょっとでも頭の隅によぎったら、ぜひ、読んでみてほしいマンガがあります。それが『おかあさん、ずっとみてて』(KADOKAWA)。
子どもがなんでもママに見ててほしいこと、ママに承認されたいと思っていること、そんな気持ちが、誰もが経験しているようなふとした日常を切り取って描かれています。読んでいると「ある!ある!」と思わずうなずいてしまうようなシチュエーションがたくさんありました。
冷静な気持ちにさせてくれることも
ママが大好きだから「ママ、ママ」を言ってくれているのはわかるのに、ついつい忙しさにかまけて自分の子どもに冷たく当たってしまう…。このマンガを読んだあとには、子どもにそんな態度をとりそうになっても「こんな気持ちで言ってくれているのだよな」とちょっと一歩引いて考えられるようにもなりました。
イライラしてしまった際にこのマンガを読むとほっこりした気持ちになれるので、子どもへのイライラを抑えるだけでなく自分の心を落ち着けるのに役立つことも!
子どものときの気持ちも思い出させてくれる本
子どもの気持ちがわかる一方、幼いころ、自分も母に対してこんなふうだったよなあ、と自分自身を振り返るきっかけにもなります。なんだか、自分が子どもに戻ったような不思議な気分にもなるマンガです。これを読むと自分のお母さんに感謝を伝えたくなるかもしれませんよ。
気になった方はぜひ書店でチェックしてみてください。きっと子育ての息抜きになると思いますよ!
4歳女児の母。旅行雑誌編集デスク、アルバイト情報サイト編集長を経て、フリーのWEBプロデューサー&ライターとして活動中。現在、モロッコ在住。自身の経験からママたちと共有したい情報を発信中。