「交際相手とまだ一度も体の関係が持てず…」求めたいけれど求められないジレンマ【体験談】

現在の彼と付き合い始めたとき、彼はすでに50代の大台に乗っていました。そして彼は、もともと性交渉に関心がないというよりも、性交渉そのものに恐れを抱いているようでした。それは、昔から「女に浮気をされて捨てられる」ということを繰り返していたことが原因のようでした。

彼自身には2人の息子がいるため、性的関係を結ぶことができないわけではないはずです。実際に性的関係を結ばなくても、ベッドの中でイチャイチャすることはあります。そのため、彼がまったくの不能というわけではないことはわかっていました。

私はもともと性欲が低いほうなので、他の人と性交渉を持とうとは思いません。それだけに彼との関係は実際には不満で、彼と性的関係を持ちたいと思っています。ですが、無理なことをして、「もう若くもない彼を苦しめてはいけない」とも思い、今でもジレンマに陥ることがあります。

男性が中年以降になると、それまで性的不能に陥ることがなくても、性欲が弱くなることはあると思いますが、だからといって安易に別のパートナーを選んだり、浮気をしたりするのは、良い解決方法であるとはどうしても思うことができません。そういう性的欲求は自分自身で解消するべきだと思っています。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

著者：浅井弓枝／40代女性・主婦

イラスト／さくら

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています（回答時期：2024年8月）