料亭顔負け! 至高のきのこご飯を作ってみた
旬の食材を楽しむとなると手間暇がかかり、たくさんの材料を使うイメージですよね。しかし、至高のきのこご飯は余計な手間暇をかけずシンプルな材料でできるのです。
リュウジさんいわく「お肉も入っていないのに、異常な満足感」なんだそう!
材料(3~4人前)
・きのこ(しめじ、舞茸、エリンギ、しいたけ)…計400g
・お米…2合
・かつお節粉…6g
・塩…小さじ1/2
・オリーブオイル…大さじ1
・水…適量
【調味料A】
・しょうゆ…大さじ1と1/2
・みりん…大さじ1と1/2
・清酒…大さじ1と1/2
・うま味調味料…8振り
・小口ねぎ…適量
作り方
きのこをほぐし、一口大に切ります。しめじはそのままほぐすだけでも大丈夫ですが、太い場合は手で簡単に裂けるのでお好みの太さに裂きましょう。
オリーブオイルをひいたフライパンに塩を入れてきのこを炒めます。
しんなりしてくるのである程度火が通ったら弱火にし、きのこを炒めている間にかつお節と調味料、お米の準備をします。
かつお節はお皿に乗せラップはせず、電子レンジ600Wで40秒温めましょう。
温め終わったかつお節は指で摘みながら擦っていくと、だんだんこのような粉末状になります。
次にお米を研ぎ、【調味料A】と粉末状にしたかつお節を入れて、目盛りまで水を注ぎます。
最後に、炒めたきのこを入れて通常モードでスイッチオン! このときはまだ特に混ぜる必要はないので、お米の上にきのこを乗せた状態でOKです。
炊飯器を開けた瞬間に漂う秋の香り
炊きあがったあと炊飯器を開けると、ふわっと漂うきのこの香り。かつお節の香りも相まって、これだけで既に秋を感じることができた気分です。
香りを楽しんだあとはお米ときのこを軽くほぐすように混ぜ、余分な水分を飛ばしましょう。こうすることでお米がベチャッとなることを防ぎ、食感が良くなります。
混ぜてみると、おこげもできています。おこげって味が染みていて美味しいんですよね。
口いっぱいに秋が広がるやさしい味
お椀によそったあとはお好みで小口ねぎを散らし、いざ実食。
口に含んだ瞬間、きのことかつお節のダシ風味のやさしい味が広がります。「これぞ秋の味覚!」と言わんばかりの美味しさです。また、ねぎとの相性も抜群。
きのこはそれぞれに味や香りの特徴がありますが、それがひとつに混ざっても主張し過ぎず良さを引き立て合うから不思議ですよね。
一味唐辛子でピリッと大人の味わい
やさしい味を楽しんだあとは、少し刺激を求めて一味唐辛子をかけてみることに。
きのこの風味が立ちつつもどこかで感じる辛味は、先ほどのきのこご飯とは異なり、大人の味付けに早変わりです。
わが家は一味唐辛子を使いましたが、七味唐辛子だと山椒などが効いてまた違った味わいを楽しむことができますよ。
マヨネーズで起きた革命
次の味変はマヨネーズ。きのことマヨネーズの組み合わせが想像できなかったので少しだけかけてみたのですが、これが大正解!
マヨネーズのコクがいい感じにきのこと混ざり、そこにねぎが加わることでくどさを感じることなく食べられました。
ちなみにマヨネーズの上から少し一味唐辛子をかけたのですが、これも絶品でした。気づけば翌日のお弁当に回そうと思っていた分も食べてしまい、無事完食。
簡単に秋の味覚を楽しむなら至高のきのこご飯一択
ハードルが高そうに思える秋の味覚を使ったレシピも、至高のきのこご飯なら少ない材料と簡単な手順で作れます。簡単に美味しく秋の味覚を楽しみたい方、ぜひお試しくださいね!