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うちの子あまり食べないけど、3回食にしてもいいの?

この記事では、保育士であり、離乳食インストラクターの中田馨さんが離乳食後期の3回食についてお話します。あまり食べない子にも、3食食べてもらうためにママができるポイントは「ダラダラ食べをしないこと」「おなかを空かせる生活習慣」の2つです。

離乳食

 

こんにちは、離乳食インストラクターの中田馨です。もうすぐ生後9カ月で離乳食後期だけれど、2回食もまだきちんと食べられない赤ちゃんもいると思います。そんな状況でも、「もう3回食に進んでも大丈夫なの?」というママの疑問に答えます。

 

生後9カ月を過ぎたら3回食にしてOK!

生後9カ月を過ぎたら、3回食に進んでOKです。その理由を説明します。

 

・生後9カ月過ぎたら食事から栄養を!

離乳食後期ごろからは、食事から栄養を摂ることを意識して始めましょう。離乳食後期以降に意識してほしい栄養のひとつに「鉄分」があります。ママのおなかの中から「貯蔵鉄」をもらって生まれた赤ちゃんですが、このころに貯蔵鉄が底をつき始めるため、食事から鉄分をとる必要が出てきます。

 

・量は食べられなくても大丈夫

まずは、3回食に慣れることを優先しましょう。量は食べられなくてもOKです。無理強いせずに徐々に量を増やしましょうね。最終的な母乳・ミルクなどの乳汁栄養と離乳食の対比目安は、5:5~4:6くらい。半々といった感じです。

 

3回食に向けた2つの見直しポイント

赤ちゃんが3食それなりに食べられるようになるために、以下の2つを見直してみましょう。

 

・ダラダラ食べはしていない?

時間を決めずに、ダラダラ食べしていませんか? 赤ちゃんの集中力は10分持てばいいところ。「今日は食べないかもしれない」と感じたときは、離乳食を切り上げてOKです。30分ほど時間をおいて食べさせると食べることもあります。それでも食べないときは、母乳やミルクに切り替えてもOKですよ。

 

・おなかはしっかり空いている?

食事、運動(遊び)、睡眠の時間を一定に取れていますか? 一度、生活習慣を見直してみましょう。生活習慣が整うと自然とおなかも空いてきます。まずはおなかを空かせることからはじめてみましょう。

 

 

「離乳食は食の練習期間」。まずは、3回食に慣れることからスタートして、徐々に量も食べられるようになるといいですね!


保育士で家庭的保育所経営。一般社団法人 離乳食インストラクター協会代表。関東と関西中心に、離乳食インストラクター養成講座やママ向けに離乳食講義・料理教室を開催中。「かおりの“和の離乳食レシピ”blog」では1500以上の離乳食レシピを掲載中。

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