爆速で完成する絶品カレーを作ってみよう!
今回挑戦したのは、TBSの人気番組「マツコの知らない世界」(2021年1月19日放送)で、スパイシー丸山さんが紹介した「白菜と豚肉の中華風カレー」です。
スパイシー丸山さんは、頭に巻いたターバンがトレードマークのカレー研究家。美味しいカレーの食べ方を考案し、どんどん発信されています。
中華風カレーを食べる前は「じゃがいもの入っていないカレーなんて、カレー食った気になる?」と、マツコ節を炸裂させていたマツコ・デラックスさんでしたが、ひと口食べるとすっかりお気に召した様子!
また、火が通りにくい具材を使わないので、たった15分ほどで完成するスピードレシピなんです。
いつものおうちカレーにマンネリしている方や、手軽に作れてボリュームのあるメニューをお探しの方は必見ですよ。
材料(4皿分)
・こくまろカレー(中辛)……半箱
・玉ねぎ……1/2個
・豚こま肉……200g
・白菜……1/8カット強
・水……カレールーの箱に書かれている分量より少なめ
・サラダ油……大さじ2
・ごま油(仕上げ用)……適量
カレールーはお好みのものでOKですが、スパイシー丸山さんがおすすめするカレールーは、ハウス食品の「こくまろカレー」です。
「カレーはスパイシー感が強いほどおいしい!」と信じてやまない私は、比較的マイルドな味わいの「こくまろカレー」にパンチの足りなさを感じてしまい、使う頻度は多くありません。
しかし中華風カレーを食べてみたところ、ごま油の風味や白菜の甘みを引き立てるためには、「こくまろカレー」のまろやかな味わいがぴったりだと納得できました。
作り方
フライパンにサラダ油をひいて、食べやすい大きさにカットした玉ねぎを5〜6分ほど炒めます。しんなりしてきたら、豚肉を入れて色が変わるまでさらに炒めましょう。
豚肉にある程度火が通ったら、ざく切りにした白菜と水を投入します。
ぐつぐつと沸騰してきたら、5分ほど煮込んで白菜に火を通しましょう。白菜から水分がたっぷりと出ることと、煮込み時間が短く蒸発する水分も少ないので、カレールーの箱に書いてあるよりも少なめの水を用意してください。
「こくまろカレー」を使用するなら、4皿分の水の量は本来600mlですが(蓋をせずに煮込む場合)、今回は500ml強でちょうど良いとろみと濃さになりました。
一旦火を止め、割ったカレールーを入れて溶かしましょう。
再度火をつけて、白菜がやわらかくなるまで煮込みます。ホカホカのご飯とカレーをお皿に盛り付けて、ごま油をかけたら完成です!
【実食】中華風のカレーライスに初挑戦!
お皿に盛り付けると、ボリューム満点!具沢山のカレーのビジュアルに見とれてしまいます。
思わずそのまま食べてしまいそうになりますが、隠し味を忘れてはいけません。今回のカレーのキーとなるごま油をたらりとひと回し。
カレーの匂いに負けじと、ごま油のいい香りがふんわりと漂います。
白菜もトロトロのくたくた〜!やわらかく煮込まれた白菜って、甘味が増してとてもおいしいですよね。カレールーとよく馴染み、どんどん胃袋に吸い込まれていきます。
カレーのレギュラー具材に白菜が含まれていないのが、不思議に思えてくるほどのマッチ具合です。どこをすくっても具材がたっぷりなので、お腹も心も大満足できますよ。
絶対に外すことはないだろうと予想して挑戦したカレーうどんも、また至高。
カレールーにめんつゆと水、刻んだ油揚げを入れて加熱し、水溶き片栗粉でとろみをつけました。もちろん仕上げには、ごま油も忘れずに。
カレー×出汁の風味×ごま油のそれぞれが複雑に絡み合って新たな味わいを生み出し、自分で作ったとは思えない乙な味でした。
ごま油の風味とコクを感じながらうどんをすすっていると「いつものカレーうどんには戻れないかも」と、ちょっぴりおセンチな気分になってしまうほど。
カレーライス×ごま油のコラボレーションは新感覚!
カレー専門家のスパイシー丸山さん考案「白菜と豚肉の中華風カレー」は、新しい味わいに出合いたい方にもぴったりのレシピです。
使用する具材は、あっという間に火が通るものばかりなので時短にもぴったり。旬の白菜をふんだんに使った絶品カレーを、ぜひお試しくださいね!