「苦しめてごめん…」育児放棄妻との離婚決意した夫→息子に伝えると衝撃の事実が判明…。一体何が? #妻が嫌すぎる夫 83
「妻が嫌すぎて〇〇になった夫」第83話。亮太さんは妻の麻耶さん、9歳の息子・和馬君の3人家族。一見普通の家族のように見えますが、亮太さんは5年前、麻耶さんのとある言動に頭を悩ませていました。それは、麻耶さんの自分に対する暴言や暴力と、和馬君への軽いネグレクト。その後亮太さんは、家庭のストレスが原因で体調不良を伴う不安抑うつ状態に……。これ以上麻耶さんの言動に家族が振り回されないよう、当時離婚を決意した亮太さん。しかし、和馬君や麻耶さんに真っ向から反対され、一旦は離婚を踏みとどまります。
それから、亮太さんに対する明らかな暴言や暴力はなくなりましたが、最近では思春期を迎えつつある息子と、和馬君を思い通りにコントロールしたがる麻耶さんがぶつかるように。麻耶さんが和馬君に手をあげたことをきっかけに、亮太さんは今度こそ麻耶さんとの関係を断つことを決意。和馬君とともに実家へと向かい、自分の思いや今後のことを息子に話します。
「離婚しようと思ってる。」父からの申し出に和馬君の反応は……?
過去の選択に苦しんでいたのは

























両親の離婚について「むしろそうして欲しい。」と迷いなく答える和馬君。
その表情を見て、亮太さんはようやく妻から離れられることに安堵し、涙を滲ませます。
しかし、5年前に両親の離婚を止めたことをずっと後悔していたという和馬君の思いを聞き、亮太さんの表情は一転。
あのとき妻との関係を終わらせられなかったことが、今となって息子の心に深い傷として残っていることを知り、後悔の念に駆られるのでした……。
たしかに、どういう理由であれ、5年前に3人で家族を続けることを決めたのは亮太さんかもしれません。
しかし、泣きながら止めるわが子の反対を押し切ってまで、離婚を進めることなどあのときにはできなかったのではないでしょうか。
結果として和馬君の心は傷ついてしまったかもしれませんが、ここまで息子の気持ちを大切にしてくれる亮太さんが一緒にいるのなら、きっと傷が癒える日は来るはず。
これからは父子2人で、笑顔いっぱいの家庭を築いていってもらいたいですね。
>>次の話
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