体臭に気をつかっていたのに
私は周りの人の体臭が気になるタイプであるものの、自分の体臭が気になることもあったので、汗をかいたら早めに着替えるなどの対策をおこなってきました。しかし、ある冬の時期に予想外のことが起こってしまいました。
当時の私は、新たな職種に就くために職業訓練校で学んでいました。教室で授業を受けたあとの休み時間に、私の後ろにいた男性が「何か臭くないか?」と、周りの人たちに話しかけました。そのときは冬場で寒いこともあり、教室は暖房がついていて、窓もドアも閉めきった状態でした。そのため、なおさらにおいが教室中に充満していたのかもしれません。
悪臭の原因は……
しかし、私はマスクをしていたので、においもそれほど気にならず、まさかそのにおいは自分が発しているものだとも気づきませんでした。徐々に教室にいた人たちは、「誰が犯人だ」というような発言をし始めました。
私も最初は「誰だろう?」と思っていたのですが、私の周りから悪臭が漂っていることに気づきました。私は、「もしかしたら自分かもしれない……」と思い、慌ててそのまま教室を出ていきました。そのままそこにいたら、確実に私のにおいだとバレてしまうと思ったからです。
え、まさか私!?
私は廊下を歩きながら、なぜ自分から悪臭がしたのか考えました。そして最近、風邪予防のために「にんにく」を毎日食べていることを思い出しました。にんにくは加熱して夜に食べていたので、においは大丈夫だろうと思っていたのですが、どうやらにんにく臭が体に染みついていたようです。恥ずかしくなった私は、教室に戻るとすぐに逃げるように帰宅しました。
まとめ
夏は汗をかきやすく、気温も高いので、体臭に十分気をつけていました。しかし、気温の低い冬の時期は部屋が密室になりやすく、においがこもりやすくなることを知りました。そのため、夏だけではなく冬も体臭対策が必要だということを痛感しました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:山田忍/50代女性・会社員。
イラスト:sawawa
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年8月)
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