インテリアを妻に任せたら…
結婚して、妻と暮らし始めたばかりのころです。新居に引っ越して家具を揃えたり、壁にパズルをかけたり装飾をしたりと、いろいろと内装を揃えていた時期に、妻の行動にびっくりしました。
2人で相談した範囲の内装は完成したため、僕は妻に「他のインテリアは全部君に任せるよ」と告げました。「インテリアにもう少しこだわりたい」という妻の気持ちを汲んだ部分もあります。
すると……家具の配置(ベッドの置き方など)やタオルのかけ方など、妻に任せたものがすべて微妙に斜めになっているのです。壁の近くに置く家具も、微妙に壁との隙間が空いたまま設置されています。
どうして家具が斜めになっていたり隙間が空いていたりするのか聞くと、妻曰く「自分ではしっかりと置いたつもりだ」と言います。後日、妻の実家に遊びに行ったときに家の中を見たとき、実家の家具や家電の置き方が妻のやり方と一緒なのを見て、なるほどと思いました。
妻としてはわざとではなく、完璧にこなしたつもりができていなかっただけなので、特に責める気はありません。妻にことわりを入れてから僕が家具の位置を微調整することで、インテリアをきれいに整えることができています。人には得意不得意があると思いますし、相手を尊重しながらこれからもお互いにカバーし合っていけたらと思います。
著者:田中亮汰/30代のパパ。化学メーカー勤務。共働きで、妻はネイリスト。
イラスト:ののぱ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年8月)
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