順調そのものだった娘との関係
娘の成長に伴い、母親である私の仕事にも興味を持って、働いていることに理解を示すようになりました。
そして、娘自身が社会に出たあとも仕事の話をよくしてくれて、家族皆で充実した楽しい生活を送っていました。
娘の態度が急変
しかし、会社の後輩と恋愛関係になると、まるで手のひらを返すように娘は冷たい態度を取るようになったのです。なんでも話せる友だちのような親子だと思っていた私としては、それはそれはショックでした。
以前までは縁のなかった外泊も当然のように連絡もなく続けるようになり、親子関係は悪化するばかりでした。あまりの娘の変貌に心が追い付かず、ついにうつ状態になりました。
交際相手と食事をすることに
それからほどなくして、話の流れから娘と娘の彼氏と一緒に食事をすることになり、初めて娘が付き合っている男性と会うことになりました。娘の行動から推測した男性のイメージとは異なり、とても好印象を持てる男性でした。そして、娘たちは1年後には入籍して、結婚式は非常に楽しいものになりました。
娘の態度の急変に、なかなか心が追い付かず、涙が止まらない時間もありましたが、現在は自分が楽しめることを見つけ、趣味に全力を注いでいます。
まとめ
子どもは当然ながら親の所有物ではなく、子どもに依存し過ぎないこと、1人の大人として接することが大事だと学びました。親である私がいかに日々楽しく充実して過ごせるか、それこそが独立した娘の望んでいることなのだと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:山下春子/60代女性・主婦。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年8月)
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