BE:FIRSTのメンバーの名前、人気があるのは?
BE:FIRSTの公式サイトを見ると、彼らの名前はアルファベットで表記されていました。オーディションには本名で出演していましたが、BE:FIRST結成以降は、この表記で活動しているようです。
彼らの名前のよみを、ランキングに照らし合わせてみました。
1位 ソウタ(SOTA)
HIPHOPダンスの世界大会で4度優勝という肩書きを持つBE:FIRSTのSOTAさん。「そうた」というよみは、2011年以降、常にTOP10入りをキープしています。
その人気は2024年も衰えることなく、2024年上半期のランキングでは8位! 見る人を圧巻させるダンススキルを持つSOTAさんの活躍は、少なからず赤ちゃんの名付けに影響を与えているのかもしれませんね。
「そうた」は、「颯太」「蒼大」「颯汰」などの漢字で名付けられていました。
「た止めネーム」はクラシックな印象ですが、「颯」や「蒼」を合わせることで現代らしい雰囲気の名前になります。
2位 レオ(LEO)
次に人気があった名前は「れお」でした。「LEO」はラテン語でライオンを意味する単語で、手塚治虫さんのマンガ『ジャングル大帝』に出てくる白いライオンの子どもの名前も「レオ」です。
強くたくましいいきものをイメージする名前は男の子に人気があり、「れお」は2023年男の子のよみランキングでも33位にランクインしています。
2024年上半期生まれの「れお」という名前は、「怜央 」「蓮央」「蓮桜」などの漢字で名付けられていました。
3位 マナト(MANATO)
3位は「まなと」。名前の最後に「と」を用いる「と止めネーム」は、男の子に人気の名前です。2024年上半期の男の子のよみランキングTOP10中、「と止めネーム」が4つを占めていました。
ランキングを見ると「まなと」は「心翔」「真叶」「愛翔」などの漢字で名付けられています。
以前は主に女の子の名付けに使われることが多かった「愛」ですが、男女の垣根がなくなりつつある昨今、男の子の名前にも用いられるようになっているようです。
4位以降をまとめて紹介!
4位以降は上半期のランキングでは、あまりみられなかった名前です。偶然にも4位以下はすべて「ゃ」「ゅ」「ょ」などの小さい文字を含む名前でした。小さい文字を含む名前は音のリズムや流れがよく、呼びやすいのが特徴です。
4位「しゅんと」も「まなと」同様に「と止めネーム」です。上半期の名前ランキングでは442位でした。次いで5位の「りょうき」は1219位と、どちらもランキング上位ではありません。
さらに「りゅうへい」と「じゅのん」はどちらもランキング外となっています。
RYUHEIさんといえば、BE:FIRST最年少メンバーです。しかし「~へい」という名前は、メンバーの中でもクラシックな名前と言えるでしょう。
「りゅう」がつく名前は人気で、バリエーションも豊富です。近年では「~へい」 というクラシックな名前より、「りゅうせい」「りゅうが」などモダンな響きを持つ名前が多く付けられている傾向にあります。
またおもしろいことに、BE:FIRSTの最年長であるJUNONさんの名前は、メンバーの中でも比較的今時の雰囲気を持ちます。
「~のん」という名前は、少し前までは女の子に多く見られる名前でした。近年少しずつ男の子の名付けでも見られるようになりました。「じゅのん」はランク外という結果でしたが、2024年上半期に生まれた男の子の名前には「ゆのん」「かのん」などが見られます。今後、男女の性差を感じさせないジェンダーレスネームとして、少しずつ増えていくのではないでしょうか。
著名人の名前やその一字をとった名前を赤ちゃんに付けるという話は、珍しいことではありません。デビュー以降、常に活躍を続けるBE:FIRST。彼らの名前に影響を受け、名前を付ける人がこれから増えるかもしれませんね。
これから男の子をご出産予定の方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
<調査概要>
調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方
調査期間:2024年1月から6月各月1日~25日
調査件数:22,245件(男の子)