Dカップだった私のバストが…
子どもの卒乳を機に、授乳用のブラジャーから普通のブラジャーに戻すことになりました。そのとき、私の目には驚きの光景が! バストがしぼんだせいでブラジャーがスカスカになり、カップの余ったスペースからバストが丸見えだったのです。底上げパッドを2枚入れても、ブラジャーのカップはちっとも埋まりません。
出産を経験した友だちから「妊娠出産で1カップアップ、卒乳後は2カップダウンする」という笑い話を聞いたことはありました。しかし、まさか自分がDカップからAカップまで3カップもダウンするとは思ってもいませんでした。
バストアップするために試行錯誤
なんとかしてDカップを取り戻したい私は、バストアップの方法をひたすら調べました。
大胸筋を鍛えるために筋トレをしたり、デコルテや脇の下のリンパをマッサージをしたり、バストアップに良いといわれている大豆製品を食べたり……。手当たり次第にバストアップに良さそうな方法を見つけては取り入れました。
しかし、何を試してもバストはAカップのまま。お風呂上がりに鏡に映る小さなバストと大きくなった乳首を見ては、「あぁ、昔とだいぶ変わったな」と悲しくなりました。
女心をわかってくれない夫
なかなかバストアップしないことに悩んでいた私は、冗談混じりに「豊胸手術したい」と夫に言いました。
夫は「お母さんになったんだから仕方ないんじゃない? おかげで子どもたちは大きく育ったよ。俺は気にならないし、諦めろとしか……」と言葉を濁しました。夫はよくても、私はよくありません。どの服を着てもしっくりこないし、テンションが上がらないのです。
もう少し膨らみがあったらきれいなシルエットなのに……と鏡を見ているときに、ふとあることを思いつきました。体を見せるのはどうせ家族くらいなのだから、胸を盛ってしまえ! と。
私はブラジャーをつけた上にカップ付きのキャミソールを着てみました。「これだ! このシルエットを求めていた!」と私は大満足。見た目の膨らみが変わるだけで、気分はとても上がりました。
まとめ
いろいろ試行錯誤した結果、私の場合はバストアップを実現できませんでした。でも下着を重ねて見た目を盛ることで、気分を上げることはできました。本当はふっくらした本物のDカップを取り戻したかったけれど、努力してもどうにもできないこともあります。年齢を重ねても見た目って大事だなと思いました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:安楽 りん/40代主婦。総合病院に勤務していた元看護師で小学生になる子どもが2人いる。カラーコーディネーターなどの資格も持っている。
イラスト/村澤綾香
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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