考えないようにしていたのに…
妻のかえでさんを居眠り運転で轢いた犯人は、土下座をして謝罪。勇気が出ず、謝罪に時間がかかってしまったと告白しました。
しかし、どんなに謝られても、かえでさんはもう帰ってきません。はるきさんは「俺は許さない。あなたの心を軽くするような言葉もかけない」と言い、男に帰るよう言い放ちましたが……。
突然の犯人来訪により、はるきさんの心は限界に。
りおちゃんのために前を向かわなければと、妻の事故のことを考えないようにしてきたのですが、張り詰めていた気持ちの糸が切れてしまった様子です。
一方、バイト仲間のまきさんは、はるきさんへの気持ちに気付きます。出会った当初から、自分にないものを持つはるきさんに惹かれていました。しかし数年後、はるきさんがかえでさんと結婚したことで気持ちを封印。気持ちの整理をつけたはずでした。
しかし、大変なはるきさんを支えているうちに気持ちが再熱。かえでさんがいない今なら……と考える自分に嫌気がさしてしまいます。
そんなある日、はるきさんから3日も返信が来ないことに不安を覚えたまきさん。悪い予感がしてはるきさんの家を訪ねると、インターホンには反応がないのに、ドアが空いていて……。
妻を亡くしてから、りおちゃんのために必死に前を向いてきたはるきさんですが、急につらい過去を思い出すこととなり、ついに心が限界を迎えてしまったようです。周りの人に頼ることが難しいのであれば、電話相談できるよりそいホットラインなど、行政のサポートを頼ってみると良さそうです。まきさんは恋心に自己嫌悪を抱いているようですが、今のはるきさんには、まきさんのように支えてくれる人が必要なはずです。ためらわずに支えになってあげてほしいですね。