全部、俺が何も知らないせいで…
徐々に回復してきたはるきさん。
引っ越してから急に始まったりおちゃんの夜泣きの原因は、夜勤で帰宅する隣人の生活音のせいでした。
まきさんが「大変だったね」と労うと、はるきさんは「これも全部俺が悪いんだ」と言い、自分を責めました。
不動産屋に騙されてボロ屋を契約してしまったこと、ママ友を作ろうとして公園で不審者扱いされてしまったこと──これらはすべて、自分の見た目のせいだったと気づいたはるきさん。
はるきさんは、自分が無知なことでりおちゃんに満足のいく環境を用意できないのが嫌だと言い、常識やお金について学ぶと宣言しました。そして自分の相棒だった大切なギターも売り払い、一念発起して猛勉強。必要な資格を取り、リモートで正社員として働ける仕事を探して努力を続けました。
会社の最終面接の日、髪を黒く染めたはるきさんを送り出したまきさんは、りおちゃんと公園にお散歩へ。しかしそこで、怪しい男に突然話しかけられたのでした。
人は見た目ではないと言いますが、やはり初対面の人にとって第一印象はとても大事なもの。不要な警戒をされないよう、その場や周りの人に合わせて見た目を整えることは、やはり大切なのかもしれませんね。大事にしていたギターを売ってまで変わろうと決意したはるきさんを、応援したいですね。