「お金が貯まらないのはなぜだろう…?」。そこには必ず原因があるのです。またきちんと貯蓄をしているようでも、あまりお金が貯まらないとしたら、この機会に貯蓄の仕方を見直してみませんか。
大切なご家族の未来のためにも、貯蓄はとても大切なこと。お金が貯まらない原因をつきとめ、計画的にお金を貯める方法をご紹介!
お金が貯まらない…別口座に先取り貯金をしてみよう
まずはお金が貯まらない原因をつきとめましょう。これらを見直すだけで、"貯まる人"に変われるかもしれませんね。
お金が貯まらない原因の1つ目は、毎月残った金額を貯蓄にまわすこと。これでは残らない月は貯蓄がゼロ…。
2つ目は、口座を分けないこと。貯蓄も生活費もすべて1つの口座で管理すると、生活費が不足したとき貯蓄から使いかねません。
収入と支出をきちんと把握することも大切です。子どもの入園や入学などは予想以上にお金がかかります。ママや子どものスーツ、机やバッグなどの道具類…。前もってお金がかかることがわかる場合、あらかじめ先取りでお金を用意しておくと安心です。貯蓄を切り崩すのではなく、別に予算を用意しておきましょう。
「貯め時」の頑張りが、その後を左右する!
お金が貯まらない原因は、貯められる時期にちゃんと貯蓄していないから。人生の中には”貯め時”があるので、無計画にお金を使うのではなく、ちゃんと計画しておくことが肝心なのです。
たとえば独身時代。子どもが生まれるまでの期間は、自分一人だけの支出なので貯蓄しやすいといえます。次に子どもが小学校に入ってからもお金を貯められる時期でしょう。支出が少ない時期ですから、できるだけ先取り貯蓄をしておくように計画を立ててみてください。
子どもが中学、高校、大学と大きくなるほど費用は増えやすい傾向にあります。そのため、貯められる時期にどれだけ浪費を避け、貯蓄にまわすことができるかで、その後の余裕が変わってくるのです。
貯蓄を習慣化する秘訣は? 貯める楽しみがキーポイント
NGとなる貯め方、貯める時期がわかったら、後は貯蓄する習慣を身に付けるのみ。がむしゃらにお金を貯めようと考えるより、これらを見直すだけでもお金は少しずつ貯まっていきます。一番大切なのは貯蓄を習慣化してコツコツ貯めることですから、余裕があるようなら貯蓄にまわす努力をしてみましょう。
しかし、長く貯蓄生活を続けるのは大変。貯めた金額の一部で家族との旅行やレジャーに利用してみたり、外食をする日を設けるなどうまく息抜きしてみてください。我慢する貯蓄では長く続けられませんが、楽しみのためなら人は貯められるものです。何かひとつでも良いので、”貯める楽しみ”を持つことをおすすめします。
お金を貯めることは、とてもシンプル。貯める方向性さえ間違わなければ、多くの方が実践できるでしょう。キーポイントは貯蓄を習慣化しながらも、たまには息抜きでお金を使うこと。将来、困った事態にならないためにも、今からコツコツと、そして楽しみながら貯蓄していけたらいいですね!
(TEXT:田中 リリー)