冷凍する前になくなっちゃう!?
このコロッケのベースは、牛すね肉と長ネギです。肉じゃがというよりはすき焼きに近い味かもしれません。
しっかり味をつけてじゃがいもと合わせるので、酒飲みの友人たちはソースなしでもおいしいとよく言ってました。作り方をご紹介していきますね。
肉じゃがコロッケの作り方
材料(約10個分)
- 牛すね肉…100g
- 長ネギ…1本
- じゃがいも…3個(500g程度)
- 油…大さじ1
- 砂糖…大さじ2
- 酒…大さじ2
- しょうゆ…大さじ2
- 薄力粉…適量
- パン粉…適量
- 卵…1個
- 揚げ油…適量
じゃがいもは、メークインよりも男爵のほうが良いのですが、あるもので大丈夫です。油はこめ油を使用しました。
作り方①じゃがいもを蒸す
洗ったじゃがいもを蒸気のあがった蒸し器に入れ、竹串がすっと通るようになるまでじっくり火を通します。
レンジでチンしても、茹でても、火が通り、ほろっとくずれるようなら問題ありません。
作り方②牛肉と長ネギの下準備
長ネギの白い部分は1cm角くらいに、緑の部分は5mm幅に、牛すね肉は少し歯ごたえが残る8mm角程度のサイズに切りましょう。
フライパンを中強火にかけ、温まったら油大さじ1を加えて長ネギを入れます。くったり焼き色がつき始めたあたりで牛肉を投入します。
あまりさわらずに焼き付けながら火を通し、全体に火が通ったら酒、砂糖、しょうゆを順番に加えながら味を絡めていきます。水気がなくなったら火を止めます。
水分を飛ばしてこのくらいになったら取り出しておきます。
作り方③じゃがいもをつぶす
火が通ったじゃがいもは、皮をむき、マッシャーかフォークでくずしておきましょう。なめらかすぎなくても小さい粒が残る程度で大丈夫です。
作り方④生地を作り、成形する
味のついた牛すね肉と長ネギ、そしてくずしたじゃがいもを合わせて混ぜます。
適度なサイズにまとめます。今回は厚みのある小判形にしました。
作り方⑤衣をつけて揚げる
薄力粉、割った卵に大さじ1程度の水(分量外)を加えてほぐした卵液、パン粉の順に衣をつけておきます。
180度程度の油で揚げます。
中身はすでに火が通っているので、衣がカラリとなれば出来上がり。あまりいじらず、表面がかたまるのを待ちながら返して揚げていきましょう。
まずは熱々を、はふはふと。
揚げたてはぜひ、ソースをかけずに味見してください。牛すね肉の存在を感じる食感と甘辛い味をじゃがいもが包み込んでいて、カリッと揚がっているのですよ。ね、おいしそうでしょう?
大人も子どもも大好きな味は、少し和風な印象ですが、これにとんかつソースをかけるとまた最高。
ご飯がわしわし食べられます。
冷凍するときは揚げてから
たくさん作っておき、余ったら、冷めてから1個ずつラップに包んで冷凍します。揚げた後のものを冷凍しておくと、食べたいときにチンしてすぐに食べられますよ。
電子レンジで温めた後、フライパンで表面をカリッと焼き直すのもおすすめです。
お弁当のおかずにもぴったり。パンに挟めばコロッケパンになるし、友達の家に行く時のお土産にも喜ばれること間違いなし。
作るのはちょっと面倒に思えますが、やみつきになるメニューです。ぜひトライしてみてくださいね。