【助産師が回答】むくみを放置するとどうなる?予防・対処法は?

2018/07/02 19:00
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ベビーカレンダーの人気コンテンツ【助産師に相談】の中から特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は、妊娠中のむくみの対処に困っているという妊婦さんからのご相談です。

足のむくみのイメージ

 

「気軽に専門家に質問ができて、さらに返信も早い」とママから日々感謝の声が寄せられているベビーカレンダーの人気コンテンツ【助産師に相談】の掲示板。その中から特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は、妊娠中のむくみの対処に困っているという妊婦さんからのご相談です。

 

Q. 妊娠中のむくみを放置するとどんなふうになりますか?

週数を重ねるごとに足のむくみが増し、健診の際に助産師さんに足を高くして寝るように指示を受けました。しかし、寝苦しいうえに起きるとクッションは外れています。ほかの数値が高いわけではなく、産後、自然に戻るのであれば本人としては気にならないのですが、むくみを放置するとなにか別の症状が出てしまうものなのでしょうか。

 

宮川めぐみ助産師からの回答

むくみをそのままにしておくということは、(リンパなど全身の体液の)回りが悪いままということになります。冷えが治りにくく、脂肪もたまりやすくなりますので、冷えを予防したり、足を高くして休むことを少しでも取り入れるといいですよ。マッサージをしてみるのもいいのではないかと思います。

 


※参考:ベビーカレンダー「助産師に相談」コーナー〈 https://baby-calendar.jp/talk/category/tree/10/0


妊娠中のむくみ(浮腫)

むくみとは体中に水分が溜まり、痛みを伴わずに腫れてしまうことです。別名、浮腫(ふしゅ)といいます。手足の皮膚を押したときになかなか戻らなければ、むくんでいる証拠。ふだん履いている靴がキツく感じたり、靴下のゴムあとがなかなか消えないなどもむくみの兆候です。むくみにより手足にしびれを感じることもあります。また、妊娠高血圧症候群の前兆としてあらわれることもあるので健診でも診ます。

 

むくみの原因

妊娠中は黄体ホルモンが増えるため、体内に水分が貯留する傾向があります。また妊娠後期になると、子宮が大きくなることで下半身が圧迫され、血流が滞り足がむくむことがあります。塩分のとりすぎがむくみにつながることも多いので、気をつけましょう。軽いむくみや、体重増加がない場合のむくみは生理的なものと考えてもいいですが、強いむくみに体重増加が伴う場合は、体の水分バランスが崩れてきている可能性があります。血圧を測ったり、運動を控えて食事に気をつけて早めに受診しましょう。

 

予防と対処法

●塩分の取りすぎに注意
塩分の取りすぎはむくみの原因になります。塩の代わりに、酢やレモン汁、香辛料などを使い、上手に減塩をしましょう。

 

●カリウムの摂取をしよう
むくみが気になりだしたら食事を見直しましょう。ミネラル不足はむくみの原因になります。カリウムは、体内の余分な塩分を尿として出してくれるので、むくみの解消に役立ってくれます。白米を玄米に変えたり、納豆やわかめなどの海藻類を摂取するのが効果的。

 

●足を高くして寝る
特に足のむくみが気になる場合には、寝るときや横になるときに足を少し高くすることも効果的。また、お風呂につかったり、簡単なストレッチで血行をよくすることもむくみの解消につながります。

 


※参考:基礎知識(妊娠中)「妊娠中のむくみ(浮腫)」〈 https://baby-calendar.jp/knowledge/pregnancy/844 〉【監修:横浜市立みなと赤十字病院産婦人科医師 池谷美樹先生】

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