ファンの声で復活!「PREMIUM GARLICTOAST」
1995年に創業し、関西で愛されていたにんにく料理専門店「神戸にんにくや」。
2011年に閉店しましたが、多くのファンから“看板メニューのガーリックトーストをもう一度食べたい”との声が寄せられたそうです。
そこで、2021年に「PREMIUM GARLICTOAST(プレミアムガーリックトースト)」へと名前を変えて復活。
現在は大阪をはじめ、岡山や広島、鹿児島など5店舗で展開されています。
今回私が訪れたのは、テレビで紹介されていた大阪・梅田の「阪急三番街店」。店員さんによると、放送後はものすごい反響で大忙しだったそうです。
イートインとテイクアウトができるので、持ち帰って自宅で楽しむことに。
帰りの電車でニオイが漏れないか心配でしたが、ほとんど気になりませんでした。
国産にんにくがてんこ盛り!
こちらが看板商品の「プレミアムガーリックトースト・レギュラー(626円 税込)」。
厚さ5cmほどのフランスパンに、山盛りのガーリックバターがのっています。十数年ぶりに見たそそられるビジュアルと、ガツンと来る香りに食欲スイッチオン。
勢いよくかぶりつきたいところですが、グッと堪えて同封されているレシピを見ながら温めます。
500Wの電子レンジで20秒程度加熱し、トースターまたはオーブンで表面がカリッとするまで焼きましょう。
我が家の1000Wのトースターでは、2分ほどで香ばしく焼けました。高さがある分焦げやすいので、心配な方は上にアルミホイルを被せるとよいですよ。
最後にフォークでブスブス刺して、表面のガーリックバターをパンの中に押し込めば完成です!
一口食べてみると、子どものころの記憶が蘇り、思わず笑みがこぼれました。
というのも、材料は「神戸にんにくや」時代と変わらず国産にこだわり、濃厚で甘味のある青森県産にんにくを使用しているそう。
辛味が少ない淡路産玉ねぎ、北海道産の発酵バターと一緒に炒めることで、うまみを引き出しつつまろやかな後味に仕上げています。
リニューアルしたのは、土台となるフランスパン。神戸にある昭和24年創業のパン屋さん「一の宮ベーカリー」のものが使われています。
フォークで刺したことで、フランスパンのやわらかい部分にガーリックバターが入り込み、中まで味が染み染み。
外側のサクッサク生地と、甘味とコク、香りが豊かなガーリックバターのバランスが最高です。
1個600円超えと、なかなかプレミアムなお値段ではありますが、にんにく好きなら絶対にハマりますよ。
新商品「たらこガーリックトースト」
2024年4月25日に登場した「たらこガーリックトースト・レギュラー(680円 税込)」。にんにくとたらこの組み合わせなんて、食べなくてもおいしいに決まっています!
パン屋さんに行くと、明太フランスとガーリックフランスを買ってしまう私としては、うれしすぎるコンビです。
明太子ではなく“たらこ”が使われているのがポイント。辛味がない分、にんにくや玉ねぎの甘さと、たらこ本来の味がしっかりと感じられます。
プレーンのガーリックトーストより塩気が強く、中毒性がすごいんです。
私はコーヒーと合わせましたが、きっとワインやビールとも相性がよいはず。晩酌のお供にもってこいですよ。
にんにく好きにはたまらない!
国産にんにくが主役の贅沢すぎるガーリックトースト。懐かしさとおいしさに心が満たされました。
ただし、ご想像の通り、お口のニオイが大変なことに……。次の日の予定を気にせず、思い切りにんにくを楽しめるタイミングで食べてみてくださいね。
※価格などの情報は記事公開当時のもので、変更となる場合があります。また店舗により在庫の状況も異なりますのでご了承ください。