【専門家監修】離乳食中期にうつるタイミング、進め方や注意点って?!

2018/07/03 19:00
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この記事では、離乳食中期について解説します。離乳食中期に入ると、食材の形態が裏ごしからみじん切りに、おかゆも10倍がゆから7倍がゆに変化していきます。10倍がゆから9倍、8倍、7倍とじょじょに進めていくと、赤ちゃんも戸惑わなくてすむでしょう。

離乳食中期の献立イメージ

 

離乳食中期は、舌で押しつぶせるかたさのものが食べられるようになるための練習の時期で「もぐもぐ期」ともいわれます。今回は、離乳食中期にうつるタイミングや進め方、注意点やコツをお伝えします。

 

離乳食中期にうつるタイミング

一般的に、離乳食中期のメニューに移行する目安は、赤ちゃんが生後7、8カ月ごろです。とはいえ、赤ちゃんが生後7、8カ月に入ったからといって、必ず離乳食中期のメニューに移行しなければいけないということではありません。

 

離乳食中期に移行する目安として、以下などがあげられます。


●離乳食をはじめて2カ月が経過し、赤ちゃんが2回食にも慣れてきた
●スプーンを赤ちゃんに近づけると、自分であーんと口を開け、口を閉じて離乳食を飲み込むことができる
●離乳食初期に比べて、食べる量が増えた(目安は、赤ちゃん用の茶碗1/4杯ほど)

 

離乳食中期の進め方

離乳食中期に入ると、食材の形態が裏ごしからみじん切りに、おかゆも10倍がゆから7倍がゆに変化していきます。

 

ですが、昨日まで裏ごしした離乳食を食べていた赤ちゃんに、いきなりみじん切りのメニューや7倍がゆなどを与えたら、赤ちゃんも戸惑ってしまうでしょう。今まで、順調に離乳食を食べていたのに、離乳食中期のメニューに変えたとたん、食べなくなってしまった……ということも。

 

ですので、裏ごしから急にみじん切りに変えるのではなく、裏ごしした食材にみじん切りの食材をすこしづつプラスして、最後はみじん切りの食材だけになるようおかゆも10倍がゆから9倍、8倍、7倍と徐々に進めていくと、赤ちゃんも戸惑わなくてすむのではないかと思います。

 

離乳食中期になると、食べることが当たり前になってくる時期でもあります。なるべく、毎日同じ時間に離乳食をあげるようにしましょう。

 

離乳食中期の注意点やコツ

・新しい食材は、一品ずつ少量から、午前中に与えましょう

新しい食材に挑戦するときは、一品ずつ少量から与えるようにしましょう。複数の新しい食材を赤ちゃんに与えたとき、万が一、アレルギー症状が出てしまった場合、どの食材が原因なのかわからなくなる可能性があります。また、午前中であれば、アレルギー症状が出たとしても、医療機関を受診することができます。

 

・赤ちゃんに与える食材のかたさは、かならず自分の指で確かめて

離乳食中期に赤ちゃんに与える食材のかたさは舌で押しつぶせるくらいのかたさです。ゆで時間が足りない食材を赤ちゃんが食べると、消化不良を起こす可能性もあります。かならず自分の指で確かめるようにしましょう。

 

・食べにくそうな食材は、「とろみ」をつけて
食材によっては、そのままの状態だとぱさぱさして赤ちゃんが食べにくいものもあります。そのような場合は、すりつぶしたり、片栗粉などでとろみをつけると食べやすくなることがあります。


医療短期大学専攻科卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。


※参考:ベビーカレンダー「離乳食中期(7カ月~8カ月)の量の目安や食材、レシピ、進め方のポイント」〈 https://baby-calendar.jp/knowledge/baby/981 〉

 


体験談

  • 生後7、8カ月のころに外出先で役に立ったのは試供品のミルク、赤ちゃんせんべい、バナナでした。試供品のミルクは「ミルクパンがゆ」にしました。食パンをちぎって、お湯でとかしたミルクに浸して混ぜるだけ。また、赤ちゃんせんべいを砕いてお湯に浸せば、おかゆがカンタンに完成。さらにベビーフードの野菜スープの素をお湯で溶いて砕いた赤ちゃんせんべいを浸すとおかゆの味が変わって新鮮な様子でした。また、お手軽で離乳食づくりの手間がない食品と言えば「バナナ」でした。甘くておいしいので、好んで食べる赤ちゃんもいると思います。わが子も大好きで、外出先でバナナを見せるとよろこんで食べてくれました。その場で皮をむき、スプーンなどで押しつぶして与えるだけ。あくまでも外出時の例ですが、とてもラクチンな離乳食になりました。(田中由惟さん)

  • 卵は生後7カ月から卵黄のみを少しずつあげていました。 ゆで卵の黄身をおかゆに混ぜたり、卵ボーロをつくってみたりして、徐々に黄身に慣れさせていきました。何気なく買ったベビーフードの茶わん蒸しでも、とくにアレルギー反応がなかったので、「この子は卵アレルギーはないんだろうな」と思っていました。ある日曜の朝、初めて電子レンジで作ったいり卵を食べさせました。食後1時間ほどで昼寝から目覚めると、顔がパンパンに腫れていてびっくり!首や背中、ひざの裏なども蕁麻疹が出て下痢もしたので、あわてて小児急患へ連れていきました。急患ではアレルギー検査はできなかったのですが、蕁麻疹をひかせる薬を貰いました。 後日、アレルギー科で検査を受けたところ、卵の白身にアレルギーがあることが確定しました。いり卵だと半生だった可能性があるとのことで、段階的に全卵を使った加工品、ウズラの卵の水煮、ゆで卵の白身の順で試したところ、ゆで卵の白身スプーン1/3で以前と同じように顔が腫れたため火の通り具合は関係ないということがわかりました。わが家では、今後数カ月に1度、検査を受けて様子を見ながら白身に慣れさせていくことになりました。卵アレルギーは大体3歳ごろまでによくなることが多いそうです。アレルギーを克服できたらいいなと思います。(みおさん)

  • 料理があまり得意でない私は、離乳食が始まって、手作りの1回食、2回食……のあたりでもう限界。3回食になった時点で、3回のうち1回は市販のベビーフードを使おう! と決めたとたん、フッと気持ちが楽になりました。その1食の中で、自分では作りにくい食材(レバーなど)も取れるし、品目も多く取れるので、気分的にもとても助かりました。手を抜いて、その分、ゆっくりと子どもと向き合う時間が取れたと思います。(あっちママさん)

 

離乳食中期になってくると食材の幅も量も増え、赤ちゃんの反応にママは一喜一憂したり、離乳食を作ることに疲れてしまうこともあるかもしれません。ときには先輩ママのようにベビーフードを活用して、ママもがんばりすぎず、ゆったりした気持ちで楽しく離乳食を進められるといいですね。


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