人気すぎて期間限定で復活!松屋の"バタチキ"
2024年9月24日(火)から販売開始された「ごろごろチキンのバターチキンカレー」。
実は松屋のカレーの歴史は古く、1966年の創業当時から提供されています。徐々に存在感を現し、1980年に本格カレーを導入したのだとか。
今ではレトルト商品にもなって、スーパーでも見かけるほど定番になりました。
そんなこだわりカレーの中でも、1位2位を争う人気のメニューがこちらの"バタチキ"。
それが満を持して期間限定で復活したと聞けば、食べないわけにはいきません。
【実食】想像を超えた!ごろごろチキンのバターチキンカレー
- 商品名:ごろごろチキンのバターチキンカレー
- 価格:880円(税込)
- エネルギー:998kcal
カウンターでトレイを受け取ると、バターの華やかな香りがふわり。これは期待できそうです。
なんといっても想像以上に、鶏もも肉がごろごろ入っています!
カレーは生クリームのコクがたっぷり感じられる甘口。スパイス感は控えめで、誰もが食べやすい松屋らしいチューニングです。
バターの存在感がしっかりしていて、その中にごくわずかなトマトの酸味が感じられます。
鶏もも肉は、一口で食べるのを躊躇するくらいの大きさ。しかし、たくさん入っているので、贅沢にがぶりといっちゃいましょう。
やわらかくて、ジューシーな鶏の旨みが堪能できますよ。
驚いたのが、ところどころに炭火で焼いたような焦げが見られたこと。鶏もも肉をただ煮込んだだけでなく、鉄板で焼いているそうです。
芸が細かい……!!そのおかげで香ばしさもあって、ずっと噛んでいたいほど美味しいんです。
大きくカットされた玉ねぎはとろりとしつつも、シャキシャキ感を残してちょうど良いバランス。
バターチキンカレーといえば、ナンを想像する人も少なくないでしょう。
こちらはスパイシーさよりもまろやかさが強く、ご飯にもよく合います。いやむしろ、ご飯で食べたいカレーに分類されるでしょう。
ガチガチのインドカレーをイメージして食べると、物足りなさを感じるのですが、これは松屋のバターチキンカレーとして完成されている一品。
多くの日本人の舌に合うようなまろやかさがあり、どこか懐かしさすら感じられます。
そのためインドカレー屋では絶対出てこない、福神漬けやお味噌汁とも不思議とマッチ。カレー自体が甘めなので、この塩味がちょうど良いバランスなんです。
個人的には辛さがもうちょっと欲しかったため、卓上の七味を試しにかけてみると、これまた意外に馴染みました。
考えてみれば、七味に入っているのは唐辛子や山椒、陳皮など。7種類の異なる香辛料をブレンドした日本独自のスパイスです。
日本風のマイルドなバターチキンカレーに、さわやかな辛みがプラスされ食べる手が止まりません。
カレーよりもご飯が先になくなってしまったので、よく食べる方はライス大盛り(税込970円)を頼んでもいいかもしれません。
単品であれば760円(税込)で購入できるので、晩ご飯にしてもいいですね!
・リアル友人におすすめできるか度★★★★☆
理由:とにかくチキンがたっぷり!バターチキンカレーが好きな人は食べてほしい。個人的にはもう少し刺激があったほうが好み。
松屋の期間限定メニューと合わせて新米も?
訪れた店舗では、令和6年度産の「新米」も味わえました。バターチキンカレーも期間限定。この組み合わせはいつまで食べられるかわかりませんよ。
気になる方は、早めに行くことをおすすめします。
※価格などの情報は記事公開当時のもので、変更となる場合があります。また店舗により在庫の状況も異なりますのでご了承ください。