娘が生後10カ月ごろ、私はアルバイトの誘いを受けました。週に2~3回、勤務時間は最低3時間からでいいとのこと。時間に融通のきく仕事だったので、思い切って働くことにしました。今回は、その際に初めて一時保育を利用した体験談をお伝えします。
働いていた職場からアルバイトのお誘い
娘の出産を機に退職した職場から、短期アルバイトの誘いを受けた私。退社しても声をかけてもらえたことをうれしく感じました。生後10カ月の娘がいるので悩みましたが、負担の少ない勤務日数と時間であればと思い、働いてみることに。
そこで働いている間は一時保育を利用することにしました。まず、一時保育利用申請書に必要事項を記入して、指定の保育園に提出。そして、一時保育を利用したい日付を別の用紙に記入して予約しました。いよいよ慣らし保育に初挑戦です。
生後10カ月で保育園デビュー
一時保育の定員は19人。初めて利用した日は、定員いっぱいでした。にぎやかな様子に、娘の顔はこわばっています。私は娘に「ちゃんと迎えに来るからね!」と笑顔で言って送り出しました。先生に抱っこされると、あまり泣かない娘が顔をクシャクシャにして泣いています。そんな様子を見るとかわいそうに思えましたが、久しぶりに子育てから離れて肩の力が抜けました。
迎えに行ったときの娘の様子
この日は初めてだったので、半日利用にしました。ドキドキしながらお昼すぎに迎えに行くと、機嫌よくおもちゃで遊んでいる娘の姿がありました。先生から「慣れない環境でも自分のペースで遊んでいましたよ」と言ってもらえて、安心した記憶があります。
栄養士さんが考えて調理したお昼ごはんを全部食べ切った娘。私の心配をよそに、保育園で過ごす時間が思いのほか楽しかったようです。
一時保育は、娘にとってママ以外の人たちと触れ合う、貴重な時間になりました。今回は働くために利用しましたが、ママのリフレッシュとして利用するのもいいと思います。アルバイトをやめたあとも、一時保育を利用して気分転換を図りましたよ。
著者:田中由惟
一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。
※一時保育の利用可能条件は、地域によって異なります。利用したい場合は、お住いの地域の利用可能条件をご確認ください。