こんにちは、保育士の中田馨です。赤ちゃんが生まれると、今までとはまったく違う新しい生活が始まります。赤ちゃんとの生活は楽しみもありますが、どんな1日になるのか不安になることもありますね。そこで今日は、新生児の赤ちゃんの1日の生活リズムとふれあい方を紹介します。
新生児の赤ちゃんの生活リズム
それでは、生まれたばかりの新生児赤ちゃんの生活を紹介しますね。
授乳時間が短い
このころの赤ちゃんは、おっぱいやミルクを少しずつしか飲めないので、授乳と授乳の間の時間が短いです。ですので、おっぱいは赤ちゃんがほしがったらその都度、飲ませてあげましょう。粉ミルクは各メーカーの表示に合わせましょう。
昼夜の区別がついていない
起きて寝て、おっぱいを飲んでまた寝て。そんな生活の新生児の赤ちゃん。実は、1日のうち7割は寝ているといわれています。昼夜の区別がまだついていないので、夜に長く起きていることもあります。ママも赤ちゃんが寝ているときに一緒に寝るようにしてくださいね。
おしっことうんちがよく出る
おむつを替えるごとにおしっこだけではなく、うんちも出ていることが多い時期でもあります。汚れたらその都度、おむつ替えをしてあげましょう。ぐずりを防ぐだけでなく、肌トラブルの予防にもなります。
新生児の赤ちゃんのお部屋環境
室温湿度を快適にしよう
このころの赤ちゃんは体温調節がまだ未熟です。室温の温度と湿度を快適にしてあげましょう。着替えやおむつ替えのときに汗をかいていないか、手足は冷たくなっていないかを確認しましょう。汗をかいている場合は着替えをさせて。
お部屋と寝具を清潔にしよう
1日の7割の時間を寝て過ごす赤ちゃん。お部屋で過ごす時間が長いからこそ、その環境を快適にしてあげましょう。ほこりやダニなどから赤ちゃんを守るためにも、部屋の掃除はこまめにして、布団なども定期的に干しましょう。
新生児の赤ちゃんとのふれあい方
新生児の赤ちゃんは「おなかが空いた!」「眠たい!」「うんちが出た!」などの欲求を泣いて訴えます。ママはその欲求を満たしてあげることが大切です。赤ちゃんは五感を働かせながらママとふれあっています。朝、目覚めたときは抱っこして「〇〇ちゃん、おはよう!」と声をかけ、おむつを替えたときは「スッキリして気持ちいいね」など、生活の節目で話しかけましょう。
新生児赤ちゃんとのふれあいは、語りかけや話しかけがベース。寝てばかりの赤ちゃんでも、そうしたママとのコミュニケーションはちゃんと伝わりますよ。
保育士で家庭的保育所経営。一般社団法人 離乳食インストラクター協会代表。関東と関西中心に、離乳食インストラクター養成講座やママ向けに離乳食講義・料理教室を開催中。「かおりの“和の離乳食レシピ”blog」では1500以上の離乳食レシピを掲載中。