知らない男性と一緒に帰宅した長男
いつものように「今日は〇〇と遊ぶから、どこどこに行ってくる」と自転車で遊びに行った長男。17時になり、元気よく「ただいまー!」と帰ってくるなり「ちょっときてー」と呼ばれました。行ってみると、そこには知らない男性が。
勧誘の人にでも玄関で会って、「お母さん呼んできて」と言われたのかなあと思って怪しんでいると、男性が「すみません」と謝ってきたのです。
長男初めての事故
話を聞くと、男性が車を運転中、駐車場から歩道を横切って道路に出る際に、自転車で走ってきた長男にぶつかってしまったとのことでした。男性はすぐにブレーキをかけて止まったものの、間に合わなくて長男の自転車のハンドルあたりにコツンと当たってしまったそうです。
長男はバランスをくずしたものの、転んだりはしておらず、本人に聞いてもどこもけがをしていないし、痛くもないとのこと。私は男性に、心配して家までついてきて話をしてくださったことのお礼を伝えました。
ただ、自転車には接触しているし、あとから何かあっては大変なのでと名前・住所・連絡先を教えてくださり、「何かあればすぐに対応しますから」と言って帰って行かれました。
少しするとまたピンポンが…出てみると
長男にも自分で説明してみて、と話を聞いていると、玄関のチャイムの音が。何か伝え忘れたのかなと出てみると、先ほどの男性と警察が2人もいるではありませんか!
男性は、心配だったので警察にも調書をとってもらうことにしたとのこと。警察が状況の確認と本人の状態の確認に来たのです。男性は何度も「すみません」と謝ってくれて、ぶつけてしまったこと、時間を取っていることに申し訳なさそうな様子。
警察官は、調書を取ると、「子どもの事故はどんどん増えているから気を付けるように」と長男に話をしてくださり「あとは、現場を見て終わりなので大丈夫です。」と話は終わりました。
警察が来たときには、びっくりしましたが、大丈夫だろうと終わらせずに責任をもって誠実に対応してくれた男性に感心しました。また、長男には自転車の運転は今後も慎重に気を付けるように念を押して話し、道路以外でも車や人に注意をしなくてはいけないことを伝えました。事故が起きると警察が話を聞きに来ることがわかり、長男も気を引き締めたと思います。
著者:米田のの/40代女性/2013年生まれの長女、2015年生まれの長男、年の離れた2023年生まれの次女を育てる3児の母。思春期&ドタバタな小学生たちと、かわいい末っ子に癒やされる日々を過ごしている。
イラスト:はたこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年10月)
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