もともとやさしいタイプの夫
夫はもともとやさしいタイプでした。言葉づかいも普段から気をつかってくれていて、私に伝えたいことがあるときは言葉を選んで丁寧に話してくれます。どんなにイライラしているときでも汚い言葉を使うことはありません。
私が重い荷物を持っていたら代わりに持ってくれたり、車道を歩くときには必ず自分が車道側を歩き、私を歩道側にしてくれたり。私に頼みたいことがあっても、私が忙しそうにしていたら自分でできることはやる、どうしても頼み事があるときには丁寧にお願いしてくれる、といった様子です。
紳士的な夫の対応にびっくり
ある日、夫と休みがかぶり一緒に娘たちを幼稚園に送りに行った日のことです。その日は雨が降っていたのですが、小雨だったこともあり急いで車に乗った私は傘をささずに車に乗り込みました。
幼稚園に着くと、傘をささないといけないくらいの雨です。夫は傘をさして助手席にまわり、私を傘に入れ、娘たちを幼稚園に送ったあとはまた私を傘に入れて、助手席までエスコートしてくれました。
雨なんだから夫か私のどちらかが娘を幼稚園に送ればよいのかもしれませんが、夫はせっかく休みなんだから一緒に行こう、と言うのです。
普段も「娘たちが巣立ったらママと2人でデートしたい」と言ってくれ、今も2人でカフェに行くなどおしゃれをしてデートしたい、と言ってくれます。
結婚のイメージが変わった
私は独身のころ、結婚は義務のようなイメージがあり、妻や母という立場になったら女性扱いをされなくなると思っていました。そのため、私は結婚に対していいイメージはなく、夢や憧れはありませんでした。
しかし、結婚して何年経ってもやさしく接してくれる夫は私のことをしっかり女性扱いしてくれていると思います。自分の夫ですが、本当にこんな人もいるんだな、と感心してしまいます。
結婚したときは勢いもあり、夫のそんな一面を知りませんでした。今ではいい意味で裏切られた感じなのでよかったなと思います。新婚とは言えない年数になってきましたが、今後20年後、30年後も変わらずいられたらよいなと思います。
結婚する前と変わらずにやさしく、紳士的な対応をしてくれる夫に感謝しているので、私も夫に対してやさしく思いやりを持って接していきたいです。
著者:Sugar111 佐藤 幸代/本職は20年以上の現役エステティシャンの40代ママ。交際0日の電撃婚から7年。3姉妹と夫の5人家族のドタバタな毎日を執筆。産休中に収入源を増やすため始めたライターの仕事を継続中。
イラスト:sawawa
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年7月)
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