喜んでくれると思いきや…
3人目の妊娠がわかったのは、実家に帰省しているときでした。生理が来ていなかったので、近くのドラックストアで妊娠検査薬を購入し、試してみると陽性反応が! 夫は仕事中だったのでメッセージだけ送り、私は母へ一番に報告できることがうれしく、うきうきして報告に向かいました。
検査薬を握りしめ洗濯物を干していた母に「見て!」と見せると、「なに?」とあまりピンと来ていない様子。テンション高く「3人目だよ!」と伝えると、「え、またなの!?」と怪訝な顔。喜んでくれると思っていた私は、母のまさかの言葉に驚きとショックを隠し切れませんでした。
その後、私は母の反応がショックだったことを伝えると、「あなたの体が心配だし、子育てにはお金がかかるから、それも気になってつい出てしまったのよ……。ごめんなさい」と説明してくれました。そう言われて私は納得。その後は今までと変わらず妊娠をお祝いしてくれたり、体を気づかってくれたりしてくれた母。母の気づかいに感謝した出来事でした。
著者:下野香月/30代・ライター。面倒見のいい6歳の長男と、ひょうきんな4歳の長女、甘えじょうずな2歳の次女を育てている元保育士ママ。在宅勤務を目指しスキルアップ中。日々子どもたちに癒やされながら、忙しくにぎやかな毎日を送る。
作画:yoichigo
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年7月)