トイレットペーパーを使ったら変えずそのまま放置、食べた物は食べっぱなし、水道を使ったら蛇口をひねって止めないなど、全部湊のだらしなさが原因で指摘を受けていた訳ですが、さくらから指摘を受ける度に、「自分はさくらから見下されている」と思うように……。
ところが、ある日さくらの妊娠が判明! 新しい命の誕生に喜んでいた湊は、早速さくらと一緒に自分の母親に報告をしに行きました。しかし、普段湊が家事を一切していないことに気付いた母親は、「夕飯くらい作ってさくらちゃんを支えなさい」と伝えます。
母親に言われたことで「明日から夕飯は俺が作る」と宣言。しかし、いざふたを開けると、コンビニのお弁当を買ってきて差し出す毎日。我慢できず、さくらは「コンビニだと食費がかさんでしまう」と伝えると、反論されてしまいます。さらに、湊はさくらが産休や育休に入った場合、食費についても折半だと主張して……!?
「子どもが生まれた後も折半!」夫は断固として主張を変えず…
さくらとは常に対等な関係でいるため、
すべて折半にすることを決めた湊。
しかし、さくらは子どもが生まれたら、
今まで通りは無理だと主張したのです。
「子どもが生まれてからはフルタイムで働けなくなるし……」
「だから生活費の分担が少なくなるなら、
家事をやってくれればいいって言ってるじゃん!」
「家事だってこれからはできなくなると思うし、
そうなれば湊にやってもらわないと……」
「は?じゃあ何ならできるの?」
その言葉を聞いて、さくらは呆れてしまいます。
赤ちゃんのお世話が加わり、
生活が今までより大変になると説明するのですが、
湊はさくらから押し付けられていると感じてしまったのです。
「かわいちょーに。ママはキミのことが嫌いなんだってぇ。
最低なママを持ったねぇ~」
さすがにさくらもこの発言には黙っていられず……。
「俺が悪うござんした」
さくらに怒られると、湊は適当に謝ったのでした。
さくらさんは出産後の生活について現実的に考えていますが、一方で夫はまったく想像ができていないようですね。決して夫にすべてを押し付けようとしているわけではないのですが、夫自身の想像力の欠如により、なんだかおかしな方向へいってしまっている気がしました。この辺りは時間をかけて、話をすり合わせて納得してもらう必要がありそうです。最終的に夫が妻の主張を理解してくれるのを願うばかりです。
まるき八郎さんの連載は、以下のブログでも更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。