コンシーラーを使っても隠れない
29歳と33歳で出産。育児に追われる日々、気が付いたら顔に大きめのシミができていました。特に気になるのが、右目の横あたり。色も濃く、夫から「俺、殴ったっけ?」とブラックジョークを言われる始末です。
そんなことを言われれば、シミは気になるばかり。まずは同じ年ごろの友人たちに相談しました。プチプラなものから、それなりにお値段のするものまで、いろいろなコンシーラーを教えてもらいました。ところが、いくつ挑戦してもうまくカバーできないのです。
「使い方がいけないのかな?」と思い、またまた友人たちに塗り方のコツを聞いたり、美容雑誌を買い込んだり、いろいろ試してみてもやっぱりあまり変わらない……。気付けばコンシーラーだけで1万円近くお金を使っていました。
化粧品コーナーでBAさんから絶妙アシスト
ある日、別の用事でデパートのカウンターへ行きました。実は私には「尋常性白斑(じんじょうせいはくはん)」という皮膚疾患があります。症状は軽度なのですが、上下のまぶたの色素が抜けてしまっているため、ピンポイントで練りタイプのファンデーションを使っています。とても久しぶりのカウンターだったのですが、その日は運よく前にも見てくださったBAさんでした。
「久しぶりだし、もし時間があるならメイク落としてみる?」と言われ、その日は夫に子どもをお願いしていたので時間を心配することなく、私はカウンセリングを受けることに。
メイクを拭き取ると、BAさんは「白斑が、うっすらだけど広範囲になっていますね」と言ったのです。聞くと、久々に会った直後からシミはもちろん、顔の色味が気になっていたと言います。恥ずかしながら、私自身はまったく気付いていませんでした。たしかに目の周りや額がうっすらと白くなっていました。シミの周囲も同様だったのです。
実は愛用品だけで解決できた
BAさんが教えてくれたシミカバー方法は、使っている練りタイプのファンデーションをコンシーラー代わりに使うというもの。この練りファンデ、退色してしまった肌の色を補うため通常より赤みの強いものでした。
「これを少量シミにたたき込むように……」。するとあら不思議! シミがナチュラルに目立たなくなりました。「もっとしっかりカバーしたいときには、赤色を乗せてからコンシーラーを塗ってみてね」とBAさんが塗ってくれたら、きれいにシミが隠れたのです。
教えてもらった方法は、今も実践しています。普段は赤系の練りファンデだけでまったく問題ありません。冠婚葬祭のときなどしっかりメイクをしたいときは、コンシーラーも使います。家族からシミについてチクリと言われることも、このところありません。
まとめ
尋常性白斑になったとき、「目の周りのレーザー治療は傷が残る可能性もあるから」と積極的治療をしなかった経緯があり、白斑とシミが混在する現状ではレーザー治療には気が引けてしまいます。とにかく今は、薬用のシミ対策クリームを気長に塗り込む毎日です。
そして、やはりBAさんの知識はすごいと感動しました。メイクで困ったら、BAさんに相談するのが良いと実感しました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:横澤 としこ/40代女性・2女の母。45歳のときに会社勤めを辞め、現在はフリーランスで活動。家族は夫と年ごろの娘2人と愛犬。子どもたちの送迎も大切な業務。加齢という現実に直面し、認めたくない気持ちと認めなければいけない気持ちの間で揺れるお年ごろ。犬にはモテる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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