レストランで出てきそうな副菜を自宅で
農林水産省の広報誌『aff(あふ)』(2024年4月号)で卵の特集が掲載されていました。
その中で料理研究家・橋本加名子さんの「ウフマヨ」レシピを紹介していました。
絶妙なとろり半熟加減がたまらない贅沢な一品になったのでぜひお試しください!
橋本加名子さん「ウフマヨ」の作り方
材料(4個分)
・卵(冷蔵庫から出したてのもの)… 4個
【ソース】
・マヨネーズ…85g
・フレンチマスタード…大さじ1
・ハチミツ…小さじ2
・レモン汁…小さじ1
・にんにく(すりおろす)…1片分
・黒こしょう…少々
・パセリ(みじん切り)…適量
今回、にんにくはチューブタイプのもの、パセリは乾燥タイプで代用しました。
※1歳未満の乳児にハチミツを与えることは、乳児ボツリヌス症感染の危険性があるため避けてください。
作り方①ゆで卵を作る
殻を剥きやすくするため、卵の先端部分(尖っていない丸い方)に画鋲で穴を開けます。少し面倒ですが、この一手間で格段にゆで卵が剥きやすくなります。
特に、殻を剥くのが苦手という方はぜひ試してみてください。
力を入れすぎると卵が割れてしまうので注意。少しぐりぐりやると穴が開きやすいですよ。
鍋にたっぷりのお湯を沸かして、卵をそっと浮かべるように入れます。おたまを使うのがコツ。
5分間茹でたら、冷水で冷やします。
筆者の場合、5分では半熟すぎるゆで卵になってしまったため、7分ほど茹でました。
作り方②ソースを作る
【ソース】の材料をすべてボウルに入れ、ソースを作ります。味にムラが出てしまわないように、よく混ぜ合わせるようにしましょう。
レシピ通りの分量でソースを作ってみると、ゆで卵4つ分に対しては多すぎたため、半分くらいの分量がおすすめです。もし余ってしまっても、ディップ用ソースやドレッシングとしてアレンジ自在なので、心配はいりませんよ。
作り方③盛り付ける
冷水で冷やしておいたゆで卵を剥き、ソースをかけてパセリをトッピングしたら完成です!
パセリの色合いで一気に華やかに。
パセリがない時は、バジルやにんじんの葉でも代用できます。
「ウフマヨ」を実食
見た目がとてもおしゃれで、いつもの食卓が華やかになりました。
気になるソースの味は、意外と甘め。ハチミツのまろやかな甘みとニンニクが印象的でした。後からマヨネーズの酸味とクリーミーさがやってきます。
ニンニクがかなりガツンと来るので、あまり得意ではない方はレシピの半量くらいで作ると良さそうです。
ゆで卵を割るととろ〜っとした黄身が現れ、ソースとよく絡みます。
今回はレシピ通り、半熟卵で作りましたが、固茹でのものでも相性抜群!
ゆで卵を作ったけど余ってしまった時は、このソースを作って、かけたら新たな料理に早変わりです。
ソースは火を使わずに作れるため、「暑くて火を使うのはちょっと……」という日にもぴったりです!
余ったソースはブロッコリーやキャベツ、にんじんなどの温野菜にかけたり、ディップしたりするのにうってつけ!
他にもサラダのドレッシングとしても活用できます。
チーズをトッピングして少し炙ってみるのもおすすめです。より濃厚で香ばしい仕上がりになりますよ。
いつもよりワンランク上のゆで卵料理
とてもおしゃれな仕上がりになる「ウフマヨ」。
普段のゆで卵に、特製ソースをトッピングするだけなので、簡単に作れます。
ソースの材料も普段、家にあるものがほとんどです。思い立ったらすぐに作れるのがいいですね!
卵の消費に困っている時や、洋風の卵料理が作りたい時にぜひ挑戦してみてください。