リビングへ入り、ようやくランチ会がスタートすると、みんなの話題はお互いの夫のことになりました。自分の夫が家事も育児も何もしてくれず、アイや理沙の夫婦関係がうらやましいと言い始めたさちえ。すかさずクミが「うちの旦那は~」と、話に入ってきたのです。
すると理沙やアイたちはあることに気が付くのでした――。
妻想いのやさしい夫と、家事も育児も丸投げな夫
夫が置物を買ってきた理由を、理沙から尋ねられたアイ。「結婚記念日だったの」と照れながら話すアイを見て、さちえと理沙は微笑みます。しかし、クミはそれをこころよく思っていないのか、「早く食べよー」と急かしてきたのです。
ランチ中に、話題に上がったのはそれぞれの夫こと。「理沙ちゃんちもアイちゃんちも仲良しで素敵だなぁ」とつぶやいたさちえ。さちえの夫はゴミ出しだけはしてくれるものの、育児も家事もさちえに丸投げ。パートで働きながらのワンオペはきついとこぼすさちえに、理沙も同調します。
そして、さちえと理沙は「ザ・愛されているって感じなのはやっぱりアイちゃんだよね~!」と大盛り上がり。「いやいや」と否定するアイの言葉にかぶせるようにして、クミは「うちの旦那は家事も育児も結構積極的かも~!」と話し始めました。
「昨日もケーキとちょっと良い靴買ってきてくれて~」と話すクミ。しかし、理沙が「私クミちゃんの旦那さん見たことないかも!」「写真とかないの~?」と尋ねると、クミは口をつぐんだのです。
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家事や育児をほとんど手伝ってくれない夫に、不満を感じているさちえ。家事も育児も終わりのないものなので、夫婦のどちらか一方に押し付けてしまうと負担が大きいですよね。夫婦で協力しながらやっていくことが大切なのではないでしょうか。夫婦で話し合う機会を設け、分担して偏りすぎている負担を減らしていくことができるといいですね。