去り際、背中越しに麻耶さんの怒号が聞こえますが、亮太さんの耳にはもう届きません。
助けを求めてすがりつく母親に、息子がひと言
家を出ようとしたその瞬間、玄関から入ってきた和馬君に亮太さんは驚愕! パニックになりながらも息子の身の安全を確保しようとしますが、追いかけてきた麻耶さんにすぐに見つかってしまいます。
しかし「こいつが家出てけって言ってくんの! 助けて和馬!」と泣きながら訴える麻耶さんに、和馬君は「触んなよ……」とひと言。これまでに受けてきた暴力や暴言を思い出し「お前なんか……母親じゃない!」と強い怒りをぶつけるのでした。
麻耶さんは、息子の和馬君なら自分の味方をしてくれるとでも思ったのでしょうか?
しかし、暴力や暴言でこれまで傷つけられてきた和馬君が、麻耶さんを助けてくれるわけがありませんよね……。今の麻耶さんが置かれている状況は、まさに自業自得。自分の行いが招いた結果です。
思いやりのある人には、誰かが必ず手を差し伸べてくれるもの。なぜひとりぼっちになってしまったのか、麻耶さんにはしっかりと自分の行いを省みてもらいたいですね。