ある日、仕事が長引きお迎えが遅くなってしまったサチ。保育園に着くと、ユウの近くにはマイとマイの息子・トシがいて、3人で何やら話している様子。すると、サチに気付いたマイが声をかけてきました。
なんと、今週末にユウを一緒に連れてお出かけすると言うのです。5歳のユウを知り合いに預けることなんて考えたこともなかったサチは、突然のことに驚き戸惑ってしまって――!?
ママ友から受けた思いもよらぬ驚愕の提案
ある日、仕事の都合でユウのお迎えが遅くなってしまったサチ。保育園にはユウのほかに、マイとトシもいました。
マイは「今週末出かけるんだけど、ユウくんも一緒に来たいって言うから一緒に連れて行ってくるね?」とサチに話します。
今週末誕生日を迎えるユウ。事前に買い物に行く予定を立てていたサチは断ろうとしますが、マイは「誕生日の買い物はまた今度にすればいいじゃんっ」「お金は出すから安心して」と聞いてくれません。
「旦那も休みとってるみたいだから」「そもそも連れて行くって急に言われても無理があるよ」と、なんとか断ろうとするサチ。
しかし、マイは「子どもたちがこんなに仲が良いのにダメってこと?」と言い出します。
知り合ったばかりのマイに、5歳の息子を預ける勇気がなかったサチ。「いろいろご迷惑かけることになるから……」と言葉を濁しますが、マイは「じゃあ旦那さんに相談してみて?」「ウチはお金も時間も余裕あるし、心配しなくていいから、遠慮しないでね!」と言うのでした。
戸惑いながらも、「ありがとう」と言ったサチ。「ところでどこに行こうと考えてるの?」と行き先を尋ねると、「泊まりで沖縄とか良いかもね~♪」とマイ。サチは驚きのあまり声も出ないのでした。
◇ ◇ ◇
何度も断りの言葉を伝えているのに強引にユウを連れていこうとするマイ。「予定があるから無理」と言っている相手に対して、「お金は心配しなくていいから」と伝えていますが、これでは相手の状況を配慮していることにはなりませんよね。良かれと思っての行動でも、相手にとって必要なのか、あるいは迷惑ではないのかどうかを、きちんと見極めるようにしたいですね。