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生後9~10カ月の赤ちゃんの発達とふれあい方を保育士が教えます!

この記事では、保育士の中田馨さんが生後9~10カ月の赤ちゃんの発達についてお話します。好奇心旺盛になりママがしてほしくないこともするようになってきます。感情もますますゆたかになって、喃語(なんご)を通してやり取りができるようになってくる時期です。

生後9カ月ごろの赤ちゃんのイメージ

 

こんにちは。保育士の中田馨です。今日も、前回に引き続き、生後9~10カ月の赤ちゃんの発達とその時期に応じたふれあい方を紹介します。この時期の赤ちゃんは好奇心旺盛になり、ママがしてほしくないこともするようになってきます。感情もますます豊かになって、喃語(なんご)を通してやり取りができるようになってくる時期です。

 

生後9~10カ月の赤ちゃんの特徴

体の発達

一人でしっかり座って遊べるようになってきます。しっかりおすわりができるので、座ったままおもちゃなどで遊ぶこともできます。ずりばいが上手になり、徐々に四つ這いができるようになる子もいます。手先も器用になってくるので、離乳食では手づかみ食べをスタートとする時期です。遊びの中でも物を握る経験をたくさんさせてあげましょう。

 

心の発達

生後7~8カ月ごろに続き、人見知りをする赤ちゃんが多いでしょう。「知らない人」を見つけると、泣いてママに抱っこされながら、またこわごわ知らない人を確認する、という仕草を何度もして大人をほっこりさせてくれます。

 

また、後追いも始まります。ママがそばからいなくなったことが分かったら、泣いて探します。ママにとっては、ほんの少し動いただけでも泣くので、自由に動けず大変な時期ですが一時のことですので「後追いができるようになってこの子すごいな!」と思ってくださいね。私は、家事のときはずっとおんぶをしていました。

 

生後9~10カ月の赤ちゃんのふれあい遊び

ポットン落とし

箱に穴をあけ、穴に合うものをポトンと落とすだけの単純な遊びです。手作りでもできます。

 

1. ペットボトルのキャップを4~5個テープなどでしっかりくっつけます

2. タッパーに穴をあけます

3.1を2の穴にポットンと入れて楽しみます

 

変顔ごっこ

いないいないばあではなく、ママが手を使って自分の顔を変形させます。赤ちゃんも楽しそうと感じたら真似を始めます。どちらがおもしろい顔になれるか勝負してみましょう。

 

 

この時期の赤ちゃんは、何にでも興味津々になり、今まで手が届かなかった物にまで手が届くようになってきます。お部屋の環境も赤ちゃんの発達によって整えてあげてくださいね。


保育士で家庭的保育所経営。一般社団法人 離乳食インストラクター協会代表。関東と関西中心に、離乳食インストラクター養成講座やママ向けに離乳食講義・料理教室を開催中。「かおりの“和の離乳食レシピ”blog」では1500以上の離乳食レシピを掲載中。

 

※「ポットン落とし」で遊ぶ際は、ペットボトルのキャップの誤飲にご注意ください。キャップはバラバラにならないよう、しっかりとテープで固定し、お子さまが遊んでいる間はそばで見守るようにしましょう。

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