私の「臭い」かも…?
私が学生のころの朝の出来事です。生理中の私の悩みは、生理痛と生理の終わりかけになると感じる独特な臭いでした。生理痛は鎮痛薬を服用し痛みを和らげていましたが、臭いに関しては当時はどうしたらいいのかわからず、解決策を見い出せずにいて……。
そんなある生理の終わりかけのころ、学校へ行くためにバスに乗った私。その日は席が空いておらず、吊革に手をかけて立っていました。するとしばらくして、私の前に座っていた中年の男性が突然「えっへん!」と強い咳払いをしたのです。最初は「風邪かな?」と思っていましたが、私を見上げてまた「えっへん!」と強い咳払い。
男性から直接言われたわけではないものの、私は立っていて男性は座っていたという位置関係もあり、「もしかして、私の生理の臭いかも……!」と感じてしまった私。男性に不快な思いをさせているのだと気づき、このときは急いで場所を移動したのでした。
自分の生理の臭いが周囲の人に嫌な思いをさせたと感じた私は、思い切ってこの悩みを友人に相談。すると、臭いを取るデリケートゾーン用のスプレーが売られているということを友人が教えてくれました。また、生理の終わりかけになると経血量が減るということもあり、ナプキンの交換頻度が少なくなっていたかもと思い、生理の終わりかけでもナプキン交換は怠らないように。消臭スプレーとナプキン交換で、生理終わりかけの臭いについての悩みは解消することができました。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:幸田千/女性・家庭菜園にハマっている専業主婦。孫と毎日楽しく遊んでいます。
イラスト:Ru
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年10月)
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